
2021年度 No.8「工場火災の事例と再発防止のための教訓」
2021.12.1
要旨
- コロナ禍で工場の減産が進められる中でも火災は発生しています。
- 保守点検が不十分な状況で操業率を上げると火災の発生頻度が高まる可能性があります。
- 近年発生した火災事例とその教訓をご案内します。
世界的にコロナ禍の活動制限が徐々に解除され経済活動が再開しつつあります。しかしながら長期にわたる活動制限により低稼働で操業してきた工場で、十分な保守点検が行われないまま、 操業率が回復し電力などの使用エネルギー量が増大すると、過熱・出火の可能性が高まります。
本稿ではアセアン地域を中心に近年発生した火災の事例とそこから導き出される教訓をご案内します。
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