レポート

RMFOCUS 第73号 - “生涯健康脳”による認知症予防の可能性 ~認知症対策の新潮流③~

2020.4.1

脳の体積と認知機能には密接な関係があり、脳の萎縮を抑制することが認知症対策には重要である。脳の萎縮を促進する可能性がある危険因子としては、喫煙・飲酒、肥満や糖尿病、高血圧などがある。認知症リスク軽減策としては、有酸素運動、知的好奇心、会話などが有力とされているが、特に知的好奇心は感情と記憶を深く結び付け、認知症に強い健康な脳を維持する効果が期待できる。本稿では、脳の健康から考える認知症対策について解説する。

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