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「疲労計測ソフトを用いた疲労・睡眠不足起因事故対策」導入コンサルティング

2024.4.1

コンサルティングの概要

『疲労(睡眠不足)』の管理には、 『疲労(睡眠不足)』の「正しい知識」と「管理手法」、「指導方法」が重要となります。 本コンサルティングでは、 『疲労(睡眠不足)』を客観的数値として測定し、『疲労(睡眠不足)』管理に対する有効な取組を支援致します。

コンサルティングの詳細

  1. 概要
    • 本コンサルティングでは、 『疲労(睡眠不足)』を客観的数値として測定し、『疲労(睡眠不足)』に対する有効な取組を支援致します。
    • 『疲労(睡眠不足)』管理の現状を把握するため、点呼の立ち合い調査を行います。
    • 点呼の立ち合い調査を踏まえて管理者さまに対し、疲労とヒューマンエラーに関する各種セミナーを実施致します。
    • 運転者さまに対しては、疲労とヒューマンエラー、疲労計測の目的についてセミナーを実施致します。
    • その後、約1カ月間「疲労計測ソフト」を用いて点呼時に疲労の蓄積状況を計測していただきます。
    • 上記測定結果と点呼記録簿等から疲労の傾向や課題と対策をご提案致します。
    • 疲労状況の確認を自己申告に頼らず、客観的指標で管理することで、疲労状態での乗務回避につなげます。
  2. 特徴
    • 疲労を日々計測することで疲労回復への行動変容が期待できます アルコールチェッカー導入時に見られた飲酒行動の変化と同様、疲労に対する行動の変容が期待でき、運転者さまの日頃の睡眠や、休日の過ごし方が改善に向かいます。
    • 疲労を客観的指標で捉えることで管理の有効性の向上が期待できます
      運転者さまの日々の疲労の蓄積状況を数値で把握できるため、自己申告の恣意性を排除できます。
      作業毎の疲労傾向を数値化できるため、労働負荷の偏りの改善が期待できます。
  3. 対象(例)

    以下のような企業さまにご活用いただいています。

    疲労(睡眠不足)に関して関心がある

    • 貨物自動車運送事業者さま
    • 旅客自動車運送事業者さま
  4. コンサルティングの基本的な流れ
    1. 疲労起因事故対策に関するヒアリング
    2. コンサルティングプランの策定と同意
    3. 疲労計測ソフトFHM Safetyの設置※
    4. 点呼調査及びセミナーの実施
    5. 疲労計測の実施
    6. 計測結果から報告書及び対策提案の作成と報告会の実施

    ※疲労計測ソフトFHM Safetyをインストール済みのPCをお客さまへ貸出致します。

    ≪疲労計測ソフトFHM Safety≫
    一般的なWindowsパソコンの画面上でフリッカー値※を計測、評価しデータを記録します(1回約50秒)。
    ※フリッカー値
    高速で点滅する光は連続した点灯に見え、点滅の速度を遅くし点滅と認識できた時点の周波数をフリッカー値といいます。フリッカー値は疲労の蓄積とともに減少する性質があり、疲労の検査指標として人間工学、労働衛生の分野で80年前から利用されています。