ドローン・自動配送ロボット実証支援
2024.4.1
コンサルティングの概要
中山間地域や離島地域への日用品・医薬品等の輸送手段として、また、高所等における点検手段として、ドローンの活用が多く検討、実施されています。さらに、コロナ禍の影響等により物流・小口配送に係る業務量は増加傾向にあり、輸送手段の効率・省人化策として、自動運転や自動配送ロボットの利活用が注目されています。
しかしながら、例えば歩道を走行する自動配送ロボットの場合、他の道路利用者との共存に関する課題・リスクに対して対策を検討していく必要があります。また、ドローンの場合、墜落リスクを正しく評価する必要もあります。
当社では、実証計画の検討段階からあるべきモビリティサービス像を見据え、サービス全体を俯瞰し、実証フェーズから社会実装フェーズに対応した、リスクアセスメントをはじめとした様々なサービスを提供します。
コンサルティングの詳細
-
リスクアセスメント
<実証全般を俯瞰したリスクアセスメント>
- 実証全般を俯瞰したリスクアセスメントは、3つのStep(現状把握→分析・評価→対策立案・実施・モニタリング)に分けて実施します。
- 特にStep2の当事者・ステークホルダー及びビジネス・オペレーションプロセスの見える化を行う点が特徴です。
- アセスメントは、洗い出したリスクに対して代表的な発生要因・原因を挙げた上で、 発生頻度と影響度からスコア化を行います。
特に、荷物の輸送リスクについては、専用デバイスを活用し、輸送環境を数値化(見える化)することも可能です。
<実証フィールドに関するリスクアセスメント>
- 実証フィールドに関するリスクアセスメントは、コンサルタントが現地確認等を行い、交通実態に則したアセスメントを行います。
【ステークホルダーの見える化のイメージ(ドローンの場合)】 【輸送環境の見える化のイメージ】 -
対策立案・安全管理体制構築
リスクアセスメント結果を踏まえ、優先度の高いリスクを中心に論点を整理するとともに、ヒューマンエラーの観点を取り入れた対策立案のポイントをアドバイスします。さらに、実証を行う上で必要な安全管理体制の構築をご支援します。
<アセスメント結果に基づく対策等のご支援例>
- オペレーター、操縦者に対する安全講習
- 規程・マニュアル等の策定
- 社内研修
- 実証への一般参加者に対する説明資料、同意書等の策定 等
-
実証立ち合い・フォローアップ
- 実証期間中、コンサルタントが現地・現場に立ち会い、事前に予見できなかったリスクの芽を早期発見します。
- また、実証中に発生したヒヤリ・ハット事例等に対して、科学的手法に基づき原因分析を行い、再発防止策を検討します。