荷役現場リスク調査(企業向け 実地調査/課題分析/コンサルティング/研修)
2024.4.1
コンサルティングの概要
荷役現場においては、積込みや荷おろし作業といった荷役全般の他に、作業環境の管理体制、荷役機器のほか、仮置き貨物の管理・保管状況などを正確に把握することが重要となります。
現場に伺い上記を調査のうえ、実態をフィードバックさせていただく他、各種ご提案やアドバイスを通じてお客さまの事故防止取組や「物流品質」の向上を支援いたします。
コンサルティングの詳細
荷役現場に関するリスク調査
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概要
- 荷役作業現場において、貨物取り扱い中に発生する「貨物事故」の要因となるリスクに焦点を当てた調査を通じてあるべき姿と実態とのギャップを明らかにしたうえで、「貨物事故」の防止に向けた改善策をご提案いたします。
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レポート作成、報告
- ステップ1:事前アンケートによる現場の実態の事前把握
事前アンケートへのご回答や、過去、発生した特徴的な貨物事故の報告書類などの内容を踏まえ、現場調査時に重点的に確認する作業内容やエリアを絞り込みます。 - ステップ2:インタビュー、実地調査
対象先の物流ターミナルや倉庫で荷役や保管、貨物の積込や荷卸し作業、荷役機器・設備のメンテナンス状況や管理について実態を調査します。 - ステップ3:報告書作成
調査の結果、確認された荷扱い上の「課題」、その改善のための「提案」を盛り込んだ報告書を調査終了後、1ヵ月~2ヵ月程を目途に作成します。
【現場の実態の把握方法】
- 貨物の入庫から出庫に至るまでの荷役作業や作業環境などの実態を調査し、「貨物事故」(破損、汚損、濡損など)につながる課題を洗い出します。
- 調査結果を踏まえ、事故防止の観点から、課題に対する改善策を提案いたします。
- 他の物流拠点と共有・横展開が望ましい好事例や取組にも着目いたします。
- ステップ1:事前アンケートによる現場の実態の事前把握
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対象(例)
主に以下のような企業にご活用をお勧めしております。
運送事業者・倉庫事業者・総合物流事業者、製造業、卸売業・流通業 など -
リスク調査でよく見受けられる課題
- 「貨物事故」の対策に取り組んでいるが、入出荷時や庫内作業時の類似の事故が中々減らない
- 作業マニュアルや基準を設けているが、現場独自のルールが存在し、マニュアルと実態が乖離している
- 貨物事故防止推進体制が不十分であり、現場への働きかけや促進が十分にできていない など
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調査スケジュール例
※半日で調査を実施することも可能です
時間(目安) 内容 9:30~10:30 対象施設の概要のご説明、事前アンケートを踏まえたインタビュー 10:30~12:00 現場調査(午前) 12:00~13:00 昼休憩 13:00~16:30 現場調査(午後) 16:30~17:00 クロージングミーティング