レポート/資料

レジリエンスの向上を目指して ~みやぎ企業BCP策定ガイドラインの活用~【BCMニュース(2015年3月)】

2015.3.1

1. はじめに

昨今、レジリエンスというキーワードで、BCP(事業継続計画;BusinessContinuityPlan)やBCM(事業継続マネジメント;Business Continuity Management)について語られる動きが広がっています。

この国際的に注目されているレジリエンスの視点を取り入れた、オールハザードにも活用可能な企業向けガイドラインが、宮城県の「みやぎ企業BCP策定ガイドライン」です。

同ガイドラインは、レジリエンスの視点に加え、BCP/BCM関連の公的ガイドラインとしては国内で初めて、具体的方策を示したオールハザード型のBCP文書モデルを採用するなどの先進性を有し、かつBCP未策定の企業にも配慮した簡易な文書モデルも含めるなど、BCP/BCMの初心者から経験者まで広く活用できるガイドラインとなっていす。

そこで本稿では、同ガイドラインの概要をご紹介します。

2. レジリエンスとは

レジリエンスは、BCM分野でも以前から使われてきた言葉で、BCMの英国規格(BS25999)にも定義がありました。
現在、BCM分野で世界的に使われているレジリエンスの定義は、以下のとおりです。

複雑かつ変化する環境における組織の適応能力
(ISO31000:2009リスクマネジメント.原則及び指針)

これにはBCM分野で以前から使われてきた「平常時の業務プロセスやそれを支える経営資源を破壊、混乱、中断させるようなリスクを組織がうまく管理できる能力」という意味が含まれています。この能力を獲得するために、BCMに取り組むことが推奨されてきました。

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