レポート/資料

日本と英国のBCMに関する類似性と相違点 ~英国の最新のBCM調査から~【BCMニュース(2012年5月)】

2012.5.1

1 はじめに

英国のChartered Management Institute1が例年行っているBusiness Continuity Management Surveyの2012年版レポート2が先日発行された。この調査は1999年から継続して行われ、既に10年以上の歴史を持つ、信頼性の高い事業継続マネジメント(BCM)調査レポートの一つである。

本稿では、「Business Continuity Management Survey 2012」(以下「BCM Survey 2012」)の紹介、インターリスク総研が2011年に実施した「第5回事業継続マネジメントに関する日本企業の実態調査」の報告書(以下「インタ報告書」)とBCM Survey 2012の調査結果に関する比較及び考察、加えてBCM Survey 2012から見えた英国のBCMの状況を述べる。

2 BCM Survey 2012とインタ報告書の比較

インターリスク総研による調査は、BCM Surveyと調査項目の一部を合わせて実施されており、英国と日本企業との結果を比較することが可能になっている。本稿では、以下の項目について、比較を行った。

  • BCPの策定割合
  • BCPに取り組む外部トリガー
  • 事業継続上関心のある事項
  • BCPに関する訓練実施の有無

なお比較にあたってはインタ報告書では公共機関及び非上場企業が調査対象となっていないことにご留意頂きたい。

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