家電製品PLセンターが2025年度年次報告書を公表
2026.10.20
一般財団法人家電製品協会家電製品PLセンターは、7月23日に「2025年度家電製品PLセンター年次報告書」※1を公表した。
本報告書の概要は次のとおり。
相談等総受付件数
2025年度の相談等総受付件数(損害事故相談、一般相談、斡旋案件の総件数)は、2,496件となり、前年比119%と増加、1995年以降で過去最多となった。相談等総受付件数のうち、製品の品質や安全性、苦情等が該当する一般相談が2,330件(約93%)であった。
相談等総受付件数は、2022年以降、2,000件を超える件数で推移している。(図表1参照)
図表1 家電製品PLセンター相談等総受付件数推移
製品別の受付状況としては、ルームエアコン(523件:前年比141%)、洗濯機(239件:前年比131%)、冷蔵庫(203件:前年比120%)となっている。
図表2 相談等総受付件数(2025年度の上位10位の製品)
| 製品名 | 受付件数 | 前年比 | |
|---|---|---|---|
| 1位 | ルームエアコン | 523 | 141% |
| 2位 | 洗濯機 | 239 | 131% |
| 3位 | 冷蔵庫 | 203 | 120% |
| 4位 | テレビ | 175 | 102% |
| 5位 | パソコン(含むタブレット) | 123 | 106% |
| 6位 | 掃除機 | 89 | 107% |
| 7位 | 電子レンジ | 86 | 146% |
| 8位 | スマホ・携帯電話 | 44 | 110% |
| 9位 | ヘアドライヤー | 43 | 113% |
| 10位 | 炊飯器 | 32 | 82% |
上記相談等総受付は一般消費者、事業者、行政、その他からの受付件数の合計であり、約8割は一般消費者からの相談である。件数上位の製品についても同様の傾向であり、ルームエアコンは523件中511件(約98%)、洗濯機は239件中208件(約87%)となっている。
損害事故相談受付件数
生命や身体、財産等への被害が生じた事故等が該当する損害事故相談受付件数は、163件(前年比75%)であった。
図表3 損害事故相談受付件数(過去10年の推移)
2025年度においては、上記のとおり損害事故相談件数が前年比75%と減少したものの、相談等総受付件数は増加している。
相談等総受付件数の約93%を占める一般相談の内容は、故障に関連するものや、メーカーの対応への不満等が多い。事業者としては、製品の安全性の確保はもちろんのこと、製品販売後の対応についても、より適切な対応が求められると考えられる。事業者においては、自社情報のみならず、同センターや消費者団体等、様々な組織・団体等と情報共有などを積極的に進め、一般消費者からの問い合わせへの適切な対応や迅速な情報発信等を実施するとともに、使いやすい、わかりやすい製品を提供することが望まれる。
- 一般財団法人家電製品協会家電製品PLセンター「2025年度家電製品PLセンター年次報告書」
https://www.aeha.or.jp/plc/houkoku/pdf/nenji_2025.pdf
【出典】
一般財団法人家電製品協会家電製品PLセンター「2025年度家電製品PLセンター年次報告書」
https://www.aeha.or.jp/plc/houkoku/pdf/nenji_2025.pdf
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