レポート/資料

東南アジアの新型コロナウイルス感染状況と職場での対応のポイント【インターリスクタイレポート 2021年度 No.5】

2021.5.1

要旨

  • 2021年3月以降、東南アジアの新型コロナウイルス感染者数は急激に増加しています。
  • 職場での新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐため、いま一度、基本的な対策と職場で感染疑い者が発生した場合の対応をご確認ください。

新型コロナウイルス感染症の世界的な流行から1年以上が経過し、各国でワクチンの接種も始まっていますが、未だ予断を許さない状況が続いています。東南アジアでは、2020年後半に感染の拡大が一旦沈静化した国もありましたが、 イギリス、南アフリカ、ブラジル、インドなどで発見された変異ウイルスの影響もあり、2021年3月以降、感染者数が急激に増えています。

当レポートでは、東南アジアにおける新型コロナウイルスの感染状況を簡単にまとめるとともに、職場での新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐためのポイントを再確認します。

1. 東南アジアにおける新型コロナウイルス感染状況

東南アジアでは、2021年3月中旬以降、新型コロナウイルスの感染者が急激に増加しています。図1に東南アジアにおける1週間ごとの感染者数の推移(2020年3月~2021年5月17日)を示します。

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