レポート/資料

カンボジアの台風リスクについて【インターリスクタイレポート(2015年1月)】

2015.1.1

シリーズ3回目はカンボジアの台風リスクについてご紹介します。日本と比較し、カンボジアの台風リスクは低いと言えます。

1. 台風ハザードの概要

“Strategic National Action Plan for Disaster Risk Reduction 2008~2013”によれば、カンボジアは周囲の山に防護されるため、台風による深刻な被害は頻繁には発生しないとされています。

ただし、台風に起因する大雨によって洪水がより深刻化するケースがあります。特にメコン川の水位が高くなっている9月、10月に台風による大雨が重なった場合、深刻な被害が発生する可能性があります。

2. 過去の台風被害

2-1 Tyhoon Ketsana (2009)

2009年9月25日に太平洋フィリピン沖で発生したTyhoon Katsana は北西方向に進路を取り、フィリピン、南シナ海、ベトナムを通過して9月29日の昼、カンボジア東部に上陸しました。

台風の影響による大雨で洪水が発生し、下記の地域を中心に、死者20名、全壊家屋870棟の大きな被害が発生しました。

被害が発生した地域は以下のとおりです。①コンポントム州(Kampong Thom)、②プレアヴィヒア州(Preah Vihear)、③シェムリアップ州(Siem Reap)、④モンドルキリ州(Mondulkiri)、⑤ラッタンキリ州(Rattanakiri)、⑥コンポンチャム州(Kampong Cham)、⑦コンポンチュナン州(Kampong Chhnang)

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