PLレポート 製品安全(2016年11月)
2016.11.1
国内トピックス最近公開された国内のPL・製品安全の主な動向をご紹介します。
国土交通省が機械式立体駐車場の安全対策の手引きを公表
(2016年9月13日 国土交通省)
国土交通省と消費者庁は、9月13日「機械式立体駐車場の安全対策に関するガイドラインの手引き」を発表した。
国土交通省によると、機械式立体駐車場における利用者等の死亡・重傷事故は、平成19年度以降、少なくとも32件(うち死亡12件)発生しており、その中には子供が亡くなった事故もある。
国土交通省は、事故の再発防止を図る観点から平成26年に関係主体(製造者、設置者、管理者及び利用者)が取り組むべき安全対策の内容を取りまとめた「機械式立体駐車場の安全対策に関するガイドライン」を公表した。
国民生活センターが高さが調節できる入浴用いすの脚の破損について注意喚起
(2016年9月15日 独立行政法人国民生活センター)
国民生活センターは、高さ調節可能な入浴用いすの脚が破損する事故に注意を呼びかけている。
入浴用いすは主として高齢者が浴室内で使用するもので、使用者の使い勝手に合わせていすの脚の高さを調節できるものがある。このようなタイプのいすは、使用者が裸の状態で使用することが多く、使用中に脚に不具合が発生した場合には、転倒し、けがを負う危険性が考えられる。
日清製粉株式会社の鶴見工場が日本発「食品安全マネジメントシステム」の第1号認証を取得
(2016年9月9日 食品安全マネジメント協会ホームページ)
一般財団法人食品安全マネジメント協会は、9月9日、日本発となる食品安全マネジメントシステムの規格(JFS-E-C規格※1)の認証について、日清製粉株式会社の鶴見工場が第1号として取得したことを公表した。
同社は2012年にFSSC22000※2の認証を全工場と本社で取得しており、今般、JFS-E-C規格を新たに取得した。
同協会は、当該規格認証スキームが国際的に認知、活用されるために、FSSC22000やSQF、GLOBALG.A.P.等の規格を承認しているGFSI※3からの承認を求めていくとしている。
食品安全マネジメント協会が中小規模の食品事業者向け「食品安全マネジメントシステム」の規格等を公表
(2016年10月4日 食品安全マネジメント協会ホームページ)
一般財団法人食品安全マネジメント協会は、10月4日、中小規模の食品事業者向け食品安全マネジメントシステムの規格(JFS-E-A規格及びJFS-E-B規格)並びにJFS-A/B監査及び適合証明プログラム文書※1を公表した。
これは、当該協会案に対してパブリックコメントを実施すると共に、当該協会とは独立したスキーム委員会での議論と提言を踏まえ、理事会で決定されたもの。
海外トピックス最近公開された海外のPL・製品安全の主な動向をご紹介します。
オーストラリアでボタン電池を使用する製品の自主安全規格が作成・公表される
(2016年9月19日 ACCC)
ACCC(Australian Competition and Consumer Commission:オーストラリア競争・消費者委員会)は9月19日、"ボタン電池を使用する消費生活用製品の自主安全規格(Industry Code for Consumer Goods that Contain Button Batteries※)"を公表し、関係事業者に対し、本規格の遵守を強く促した。
本規格は、当該製品に関係する輸入事業者、製造事業者、卸し及び小売事業者、工業会、試験・認証機関等からの意見を踏まえ作成された。主な要求事項は次のとおり。
米国運輸省が自動運転車両の試験と開発についての安全指針を公表
(2016年9月20日 NHTSA)
NHTSA(National Highway Traffic Safety Administration:国家道路安全局)は9月20日、米国運輸省が自動運転車両の試験・開発段階における安全性確保のための連邦指針(Federal Automated Vehicle Policy*)を発行したことを公表した。今後60日間のパブリックコメントを経て最終決定される予定。
これまでの米国の自動車安全に関する規制が、市場に販売された車両を対象にした事後規制の側面が強かったのに対し、本指針は、当局が製造事業者と共に車両の開発段階において安全性確保を図る事前規制的側面が強いことが特徴である。
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