レポート/資料

PLレポート 食品安全 2018年度 No.3

2018.12.1

国内トピックス最近公開された国内の食品衛生・食品安全に関する主な動向をご紹介します。

厚生労働省が「輸入食品監視指導計画に基づく監視指導結果」を公表

(2018年8月31日 厚生労働省)

厚生労働省は、8月31日、平成29年度「輸入食品監視指導計画に基づく監視指導結果」及び「輸入食品監視統計」を公表した。輸入食品監視指導計画は、食品衛生法に基づき、輸入食品等の一層の安全性を確保するため、輸出国における生産の段階から輸入後の国内流通までの各段階において厚生労働本省及び検疫所が実施する措置等について、厚生労働省が毎年度定めるもの。

平成29年度の輸入届出件数約243万件の中から、モニタリング検査※1や検査命令※2等の対象となった200,233件のうち、延べ852件を法違反として、積み戻しまたは廃棄等の措置を講じた。主な違反内容と件数は以下のとおりとなっている。

厚生労働省が「HACCPに沿った衛生管理の制度化に関するQ&A」を公表

(2018年8月31日 厚生労働省)

厚生労働省は、8月31日、「HACCPに沿った衛生管理の制度化に関するQ&A」(以下、「Q&A」)を公表した。

2018年6月13日に公布された食品衛生法等の一部を改正する法律では、原則としてすべての食品等事業者がHACCPに沿った衛生管理を取り入れることが制度化された。今回のQ&Aは、各所から寄せられた質問を元に19の問いと回答で構成されており、制度化の概要や取組内容、対象事業者等の基本的な内容の他に、民間認証を取得済みの場合の考え方等、関係事業者が実際の取組を進める上で参考となる情報がまとめられている。

イオンが「GLOBALG.A.P.Number(GGN)ラベル付き商品」の展開を開始

(2018年9月25日 イオン株式会社)

イオンは、9月25日、アジアで初めてGLOBALG.A.P.Number(GGN)ラベル付き商品の販売を開始すると発表した。

GLOBALG.A.P.Number(GGN)ラベルとは、GLOBALG.A.P.認証※1産地の商品が適正に流通されたことを証明するCoC認証※2を取得した流通事業者が商品に貼付できるもの。10月よりグループ各店でラベル付きのプライベートブランド商品「トップバリュ」のバナナ、じゃがいも、玉ねぎ等の販売を開始し、今後も品目を順次拡大していく予定。

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