2022年度 No.3「健康経営優良法人2023 」
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2022.9.1
要旨
- 2022年8月22日に健康経営優良法人2023の申請が開始された。
- 昨年度と比較し申請手続きや認定基準などにどのような違いがあるのか、大規模法人部門、中小規模法人部門のそれぞれについて解説をする。
- 経営戦略と関連付けて健康経営を推進していくことや従来以上に情報開示を進めることで、取り組みの質をさらに向上させることが求められる。
1. 健康経営優良法人認定の状況
2022年8月22日に健康経営優良法人2023の申請が開始された。2016年度に創設された「健康経営優良法人認定制度」は、前回の健康経営優良法人2022 において大規模法人2,299社、中小規模法人12,255社が認定され、制度開始以降、申請企業数・認定企業数ともに右肩上がりで増加している。特に中小規模法人部門においては、認定数が昨年度から4,321件の増加となっており、認定取得に向けた動きが顕著である。
健康経営優良法人の認定制度が創設されてから今年で7回目となるが、健康経営優良法人2023の申請手続きや認定要件等における変更点についてポイントを見ていきたい。
2. 健康経営優良法人2023スケジュールや認定基準などの変更点について
(1) スケジュールと申請の変更点
今年度のスケジュールは図1の通りである。おおむね昨年と大きな変わりがないが、8月22日に「健康経営優良法人2023」の申請が開始され、大規模法人部門、中小規模法人部門とも、昨年に比べ1週間程度申請期間が早まった。(大規模法人部門:2022年10月14日17時締切、中小規模法人部門:2022年10月21日17時締切)
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