レポート/資料

中国でのビジネスを円滑に進めるために、日本でできる多角的な情報収集【中国風険消息(中国関連リスク情報 2014年2月)】

2014.2.1

尖閣諸島の問題に端を発して 2012年に多発した反日デモや、昨年の安倍首相による靖国神社参拝など、近年は日中関係に波紋を起こすような出来事が目立った。このような出来事が発生すると、両国および周辺各国の政府からのコメントや、メディアによる批判的な報道、様々な場所での抗議行動等に関するニュースが立て続けに報道されるようになる。一般に、マスメディアによる報道は世間の耳目を集めそうな対象に偏る傾向があるので、このようなニュースばかりが続くと、中国の現状に対して偏った印象(例えば中国全土で抗議行動が発生しているのではないか、中国人はみんな反日感情が強いのではないか、もう中国でのビジネスは出来ないのではないか、等)を抱いてしまう方も少なくないのではないかと危惧される。

本稿では前述のような問題意識に基づいて、中国を多面的にとらえて、より広く深く中国のことを知るために役立つと思われる情報源を紹介する。多忙な日常の中で、多くの情報源にアクセスするのは容易ではない。しかしながら、本稿で紹介するものも含めて複数の情報源に日ごろから接し、様々な観点から中国に関する情報をインプットしておくことが、偏った印象を抱くことを防いでくれるものと考える。

今さら言うまでもなく、中国はいろいろな意味で多様性に富む広大な国である。中でも特徴的なのは、13億人を超える総人口の 9割以上を漢族が占めるとはいえ、50以上の民族を抱える多民族国家であることだ。

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