中国におけるオートリースの現状とリース契約締結時の注意点【中国風険消息(中国関連リスク情報 2014年1月)】
2014.1.1
1. はじめに
中国では急速にモータリゼーションが進んでいる。新車販売台数は 2012年に 1,930万台を数え、 2013年には 2,000万台を突破する勢いで伸び続けており、また車両保有台数も 2012年に 12,089万台となるなど、今や世界を牽引する自動車大国になったと言っても過言ではない。本稿ではモータリゼーションと共に発展を続けている「自動車リース」についてスポットをあて、日本との比較を交え中国における自動車リースの実態とともにそこに潜むリスクについて解説する。
2. 中国における自動車の販売/保有台数の状況
(1) 販売台数及び保有台数の推移
今から 10年前の 2002年当時、新車販売台数は日本の 579万台に対して中国は 324万台だった。その後、日本が販売数を下げ 500万台付近に留まっている間に、中国は 2009年にアメリカを抜き世界一の販売台数を記録した。2012年の中国での新車販売台数は 1,930万台となり、日本の 536万台に対してその差は約 3.6倍に広がっている。また 2013年度に関しても 1月~10月の実績を基に予想された数値は、中国の 2,000万台超えに対して日本は 500万台超えとその差は広がる一方である(参照:図1)。
また、保有台数に関しては、2002年には日本 7,440万台に対して中国 2,053万台だったのが、2012年には日本 7,699万台に対して中国 12,089万台となっている(参照:図2)。この台数はアメリカの 24,500万台には及ばないものの国別保有台数では世界第 2位である。
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