2011年 企業で発生した各種の事故【中国風険消息(中国関連リスク情報 2012年5月)】
2012.5.1
中国での某メディア報道によると、2011年中国全土で発生した交通、生産、火災等を起因とする事故による死亡者数は5,284名で、引き続き大小様々な形態の事故が発生しています。
そこで、本稿では、企業、工場で発生した代表的な事故概況をご紹介し、今後の企業の安全活動の在り方について、概説します。
各種事故の概況
[化学工業]
2011年11月、温州市、某小型化工工場で生産中、爆発事故が発生、作業員1名が死亡。現場調査の結果、事故現場周辺で、大量のトルエンタンクの放置が確認される。
[電力安全]
2011年3月、北京市、某建設現場の配電室で、作業員数名が電線の点検作業時、不注意により感電、4名が負傷。調査によると、当日夜10時半、A氏が通常通り、配電室で電線の点検作業に当たっていたところ、突然、設備内で漏電が発生、同氏は漏電に気付かず、作業を続行し、感電したとのこと。屋外で作業に当たっていた他3名も同様に負傷。
[消防安全]
- (1) 2011年9月、某社工場北側屋上より火災が発生。調査によると、火災発生場所は屋上の排気ガス処理装置の排気ガス塔で、幸い死傷者はなかったものの、設備一台が燃焼。事故原因は、焼付塗装ラインのダクトに大量の気化したペンキの蓄積により、排気ガス処理設備内部の活性炭の放熱が促進され、当該活性炭が高温になったこと、加えて、直射日光により、温度が上昇し、活性炭の自然爆発を誘発した模様。
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