食品ラベルの表示ミス・印字ミスを「人の注意」だけに頼らないために確認したい3つのポイントは?
[このコラムの執筆者]
- 専門領域
- 食品安全
- 役職名
- リスクマネジメント第三部
危機管理・コンプライアンスグループ
テクニカルアドバイザー - 執筆者名
- 昆野 七重 Nanae Konno
2026.2.16
アレルゲンの誤表示や賞味期限の印字ミス、ラベルの貼り間違いなど、食品表示のミスは一度起きると回収や取引先対応などの大きな負担につながります。
「担当者が気を付ける」「ダブルチェックを徹底する」といった人の注意だけに頼る対策に限界を感じている現場も多いのではないでしょうか。
食品安全や食品衛生のコンサルティングサービスを提供するMS&ADインターリスク総研では、表示作成から版・ラベル管理、印字・貼付工程までを含めた“仕組み”としての見直しのご支援が可能です。
このコラムでは、中小食品工場でまず確認したい3つのポイントを整理します。
流れ
- 1. 食品表示ミスでヒヤリとしたことはありませんか?
- 2. 食品ラベルの表示ミス・印字ミスが起きる前に見直したい3つのポイント
- 3. 自社だけで食品表示ミスを防ぐ対策を見直すことに迷いがある場合は
1. 食品表示ミスでヒヤリとしたことはありませんか?
食品表示に関するご相談で多いのは、次のようなケースです。
- アレルゲン表示の漏れや誤記載に気づき、出荷後に慌てて回収した
- ラベルの版そのものが間違っており、複数ロットに影響が出てしまった
- 印字機の設定ミスで、賞味期限やロット番号が誤表示となった
- 表示内容は合っているが、ラベルの貼り間違いが頻発している
表示ミスは、法令違反や健康被害だけでなく、回収・返品コストの発生や取引先からの信頼低下にも繋がります。
2. 食品ラベルの表示ミス・印字ミスが起きる前に見直したい3つのポイント
中小食品工場で、まず確認したいのは次の3点です。
① 表示作成・改訂のプロセス
- 新商品・仕様変更時の表示作成フローは明確か
- 誰が、どのタイミングで法令・ガイドラインを確認しているか
- アレルゲンなど重要項目のダブルチェックが機能しているか
特定の担当者に依存しすぎた結果、大きな対応漏れが生じるケースが少なくありません。
② 版・ラベルの管理方法
- 廃止ラベルが現場に残ったままになっていないか
- 類似デザインのラベルが混在し、取り違えやすくなっていないか
- 保管場所・表示方法が整理されているか
「気を付ける」だけでなく、「間違えにくい配置・ルール」にすることが重要です。
③ 印字・貼付工程のチェック
- 印字機設定変更時の確認方法は決まっているか
- 立ち上げ時の印字サンプル確認が形骸化していないか
- 貼付後の抜き取り確認の頻度・方法は現実的か
特に繁忙期・人員の配置が手薄となる時間帯ほど、ヒューマンエラーが起きやすくなります。
3. 自社だけで食品表示ミスを防ぐ対策を見直すことに迷いがある場合は
表示ミス対策は、「表示内容の正しさ」と「現場での運用」の両方を見ていく必要があります。
- 法令は読んでいるが、自社の表示が本当に適切か不安
- 表示ミスが続いており、どこから手を付ければ良いか分からない
- 版・ラベル・印字工程を第三者の目で点検してほしい
といったお悩みがあれば、まずはお問い合わせフォームよりご相談ください。
貴社の状況を伺い、表示作成から現場運用までを含めた、現実的な見直しの方向性をご提案いたします。
(下記フォームの「食品表示ミス対策支援」をチェックしてご相談ください)