レポート

RMFOCUS 第78号 - コロナ禍での重症集中治療とICT活用の展望

2021.7.1

オンライン診療の時限的な拡大もあり、患者との接触を極力減らしつつも診療を継続するためのICTの活用が求められている。これはコロナ禍で満床といわれ続けているICU(集中治療室)においても同様であり、新型コロナウイルス感染症が収束しても、超高齢化や医師不足、病床再編が進む日本では遠隔診療のニーズが高まってゆくだろう。本稿では、複数の集中治療室を通信ネットワークでつなぎ、遠隔での診療支援を実現するための「Tele-ICU」や、離れた患者の生体情報をスマートフォンで閲覧できる「医療情報分析アプリ」を開発している株式会社CROSS SYNCの取り組みについて紹介する。

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