気候変動リスク分析サービス
2024.4.1
コンサルティングの概要
近年、企業が気候変動による事業リスク及び機会を把握し、情報開示することが強く求められています。 リスクの対象範囲は、気候変動に起因した洪水、干ばつなどの物理的リスクだけではありません。 エネルギー構造の転換などのように、2℃目標に則って社会経済が脱炭素社会に移行するリスク(移行リスク)についても、十分な検討を行う必要があります。
MS&ADインターリスク総研では、検討段階や分析対象に応じた様々なサービスを提供しています。
コンサルティングの詳細
気候変動リスク分析サービスの概要
-
1 気候変動重要性評価
貴社の事業について、国際機関等の最新の予測データに基づいて、想定される移行リスク、物理的リスクを整理します。
-
2 移行リスク分析
(1) 炭素価格財務インパクト分析
国際社会が2℃目標を達成するシナリオ(2℃シナリオ)を中心に、各国の電力構成、炭素価格、電力価格の予測から、貴社事業のGHG排出による財務影響を概算します。
(2) その他の移行リスク分析
2℃シナリオを中心に、世界の再生可能エネルギー市場、EV市場、化石燃料市場などの予測データを収集し、想定されるシナリオを検討します。 -
3 物理的リスク分析
(1) 水リスク簡易評価
世界各国の拠点を対象に、シミュレーションツールなどを用いて、気候変動が顕在化した場合の水リスク(渇水など)の傾向を分析します。
(2) 洪水リスク簡易評価
世界各国の拠点を対象に、現在の水災リスクの程度、気候変動による将来の河川流域の水災リスクの傾向とその確度について、調査します。
コンサルティングの実績
素材、小売、化学、商社など