2015年度におけるチャオプラヤ川堤防とキングスダイク【インターリスクタイレポート(2015年3月)】
2015.3.1
バンコクの洪水原因
バンコクにおける洪水の原因は自然現象と人為的な要因によるものに分類することが出来ます。自然現象による原因とは、主に台風等の天候と降水量であり、人為的要因とは都市計画、排水機能等の治水構造物などが挙げられます。これらの他に懸念されるリスクとして地盤沈下が挙げられます。
洪水対策
- 構造的対策:この対策は人口密集地に適用されます。バンコクの一部の地盤は海抜以下(河川敷など)であるため洪水対策と排水による洪水管理が適用されています。
- 非構造的対策:この対策は人口密集地ではない場所や農業エリアに適用されています。Flood Plain Managementと呼ばれます。
工業団地における水の管理
2011年、チャオプラヤ川の河川氾濫による大洪水が発生し、アユタヤに位置する工業団地や工業地帯は深刻なダメージを受けました。そのため、タイ政府は2011年に洪水の影響を受けたBangpa In Industrial Estate, Ban Wa Industrial Estate (Hi-Tech), Saha Rattana Nakorn Industrial Estate, Bang Kadi Industrial Park, Rojana Industrial Zone and Nava Nakorn Industrial Zoneの6ヶ所の工業団地に堤防を建築する予算(全予算の2/3)を提供することとしました。
2012年にはタイ政府は洪水の影響を受ける可能性があるLat Krabang Industrial Estate, Samut Sakhon Industrial Estate, Phichit Industrial Estate, Bang Chan Industrial Estate, Bang Phli Industrial Estate and Bangpoo Industrial Estateの6ヶ所の工業団地に堤防を建築する計画をしました。
全文はPDFでご覧いただけます