タイの洪水情報【インターリスクタイレポート(2022年6月)】
2022.6.1
概要
- 5月下旬の降雨量は昨年と比較すると特に南部において多い傾向となりました。
- 6月前半は南西地域や東部地域沿岸を中心に多くの地域で雨が多くなる予想です。
- 6月の後半には南西モンスーンが弱まり、降雨が減少する傾向になります。
- チャオプラヤ川流域の主要ダムの貯水量は5月中旬に到来した雨季の影響により、5月上旬と比較するとやや増加しています。
- Yom川(チャオプラヤ川上流)の水位は5月初旬より高くなっています。しかし、チャオプラヤ川上流と下流の全体的な水位は平常時よりも低い状況になっており、洪水の危険はありません。
降雨量
下図はそれぞれ、(左)2021年1月1日~5月29日における累積降雨量、(中央)2022年1月1日~5月29日における累積降雨量、(右)2022年1月1日~5月29日における累積降雨量の平年(直近30年の平均降雨量)との差を示しています。
2021年と2022年の5月下旬までの累積降雨量を比較すると、2022年の累積降雨量は200-1200mmになっており、全国的に2021年より多い傾向です。特に南部地域で顕著になっており、これはラニーニャ現象が原因と考えられます。平年と比較しても、特に南部および北部にて累積降雨量が多い地域が見られます。
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