タイの渇水・洪水情報【インターリスクタイレポート(2021年6月)】
2021.6.1
概要
- 今年の1月~5月までの降雨量は昨年より多く、渇水は解消されました。
- 6月前半は多雨、後半は少雨が予測されています。
- チャオプラヤ川上流域の主要ダムおよびチャオプラヤ川の水位は、依然、低いレベルが継続しています。
降雨量
- 下図はそれぞれ、(左)2021年1月1日~5月30日における累積降雨量の平年(直近30年の平均降雨量)との差、(中央)2021年1月1日~5月30日の累積降雨量、 (右)2020年1月1日~5月30日の累積降雨量を示しています。
- 左の図(平年との差)より、タイ北部、北東部、南部の一部を除き、今年の累積降雨量は平年を上回っています。2020年の同時期は、タイ全土で平年を下回っていました。
- 中央と右の図(今年と昨年の1月1日~5月30日の累積降雨量)を比較すると、特にタイ北部から西部にかけて昨年を上回る降雨があったことが分かります。
水管理計画
- 王立灌漑局(Royal Irrigation Department)は、2020年11月1日から2021年4月30日までの渇水期の水利計画が終了したことを明らかにしました。同期間の水の利用量は、想定の88%にあたる167億1700万立方メートルでした。
- 一方、5月中旬から雨季に入り、主に洪水への対応に関する水管理計画が発表されました。同計画には、洪水リスクが高い地域の特定、洪水に対応するための人員・資機材の準備、ダム・排水設備の点検等が含まれます。
- 国家水資源局(Office of the National Water Resources)によれば、今年の雨季の水管理における主要項目は以下の通りです。
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