レポート/資料

タイの洪水関連情報【インターリスクタイレポート(2017年7月)】

2017.7.1

現在の状況

全国に広まっていた降雨は7月に入ってから弱まってきていますが、未だにラオスとベトナムから進行している低気圧により、北部の一部および東北部に降雨が続いています。7月第一週の終わりには降雨が強くなると予測されています。主要な河川やダムの水位は低い状態ですが、一部のダムの水位が高くなっているため、これからの降雨対策として王室灌漑局はダムからの放水を行う可能性があります。

王室灌漑局(Royal Irrigation Department:RID)のコメント : http://www.ryt9.com

王室灌漑局は現在、洪水が毎年発生するNakhon Sawan県の北部でMonkey cheekプロジェクト(プロジェクトの名称)による環境への影響や可能性を研究しています。このプロジェクトの目的はプロジェクトで選定されたエリアを洪水の受け皿にするプロジェクトであり、地元民や当局の話し合いの結果、Monkey cheek projectはSukhothai県、Pitsanulok県、Pichit県とNakhon Sawan 県の69ヶ所に貯水場所を設置することとなりました。完成した場合、水を2,049mil m3貯水することが可能になります。

しかし、コストが高額であるため、当プロジェクトは5年を目処に完成する予定となっています。

6月末では南東季節風がアンダマン海やシャム湾まで強まっている上、ラオスとベトナムから進行する低気圧により、タイの北部を始め、北東部に降雨が予測されています。しかし、現状は降雨の減少により各主要河川の水位は低い状態になっています。主要ダムは昨年以上の貯水量を確保しているため、この雨季の間に十分な貯水量を確保できると考えられます。

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