タイの洪水関連情報【インターリスクタイレポート(2017年5月)】
2017.5.1
現在の状況
- 昨年から継続されている効果的な水供給管理により、干ばつによる農業への大きな被害は発生していません。
- 現在の主要ダムの水位は大洪水が発生した2011年の5月時点と比較して低く、雨季の降雨に対して十分な余裕があります。
- Chao Phraya川の水位は全ての観測所でNormalであり、河川氾濫による洪水が発生する可能性は低い状況です
王室灌漑局(Royal Irrigation Department:RID)のコメント : http://water.rid.go.th/news/news_60_172.htm
- 干ばつによる農業の経済的被害は発生しておらず、二毛作(または二期作)の畑では計画の2倍に上る収穫がありました。深刻な水不足が発生しなかった理由は、2015-2026年の間にそれ以前と比較して水源を4倍に拡張させる計画が進行していること、また、効果的な水供給管理とRoyal rain project(人工降雨計画)により主要なダムの水量を一定以上に保つことができたことが挙げられます。作物の収穫量が計画より多くなったことから農業用水等の需要も増加しましたが、乾季を通してダムへの水の流入が継続したことから、需要に見合う供給が確保されました。
- 2017年雨季における洪水対策はソフト面、ハード面の両面から既に実施されています。ソフト面の対策としては、気象観測、ダム放水シミュレーション、灌漑水路の審査、農業計画の見直しが行われ、ハード面の対策としては灌漑水路の浚渫、修復が行われています。
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