タイの洪水関連情報【インターリスクタイレポート(2016年11月)】
2016.11.1
現在の状況
- Pasakダム、Kwae Noiダムの貯水量が100%を超過しましたが、雨季は既に終了しており、今後、降水量は減少する見込みです。
- 河川の水位はNormal(洪水危険なし)の状態に戻りつつあります。
- 今後、台風や低気圧の影響については引き続き注意する必要がありますが、河川氾濫による洪水が発生する可能性は低いといえます。
王室灌漑局(Royal Irrigation Department:RID)のコメント : http://water.rid.go.th/news/
- Chao Phrayaダムの上流に位置するNakhonsawanの河川流量は1,518m3/秒であり、運河などの灌漑システムに分配されています。
- Chao Phrayaダム付近の河川流量は1,178m3/秒まで減少しています10/10時点では2,269m3/秒)。下流域の河川水位は概ね“Normal(洪水危険なし)”の状態に戻っていますが、Ayutthaya付近では一部で冠水状態が継続してお り、東運河、西運河へ迂回させる流量を150m3/秒から180m3/秒に増加させることにより、Chao Phrayaダムへの流入量を減少させています。
- Chao Phraya水系主要ダムの貯水量は、Pasakダム、Kwae Noiダムが100%、Sirikitダムが80%、Bhumibolダムが50%であり、乾季に向けた水利用計画の検討が開始されています。
天気予報 : http://www.tmd.go.th/thailand.php
- 今週は、中国上空の高気圧がタイ北部、北東部、中央部まで張り出す見込みです。
- 今週前半は、タイ南部でモンスーンの影響による降雨が予想されています。また、低気圧が今週後半にかけてタイ湾からアンダマン海、ミャンマーまで移動しながらタイ南部を覆うため、局地的に豪雨となるおそれがあります。
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