タイにおけるダム・河川水位の状況【インターリスクタイレポート(2016年6月)】
2016.6.1
現在の状況
- 主要ダムの水位は徐々に回復していますが、未だ十分な水量ではなく、放水量は最小限に留められています。一方で、今後増加する降雨に対しては十分な貯水能力を有していると言えます。
- 現時点では、河川氾濫による洪水が発生する可能性は低いですが、短時間の豪雨による内水氾濫のおそれがあります。
王室灌漑局(Royal Irrigation Department:RID)のコメント
- 主要ダムの水位は徐々に増加していますが、十分な水量ではありません。現時点のダム総貯水量は31,152m3(使用可能貯水量:7,718m3)であり、これは全貯水容量の44%に相当します。主要ダムの貯水余力は39,000m3以上です。
- 全ての主要ダムは、下流域の生態系維持、生活用水確保のため、雨季の間にできるだけ多くの貯水量を確保する必要があります。現在、生態系維持、生活用水確保のため、1日に1,800万m3が放水されています。
洪水情報
6月11日より、ミャンマーとの国境地域に位置するTak県で、Mei川の洪水注意報が発令されています。
天気予報
来週は、タイ北部、北東部、東部および南部(西海岸)で大雨となるおそれがあります。
ダム水位(チャオプラヤ水系主要ダム): http://www.waterforthai.org/th/dam-report
Bhumibol Damの貯水量は増加していませんが、Sirikitダム、Kwae Noiダム、Pasakダムは徐々に貯水量が回復しています。使用可能貯水量は、Bhumibolダム:2%、Sirikitダム:8%、Kwae Noiダム:21%、Pasakダム:22%となっています。
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