レポート/資料

地域ごとの降雨の傾向と豪雨・台風対策チェックリスト【快報 風険消息 2015年7月】

2015.7.1

中国大陸沿岸部では豪雨・台風により、毎年のように甚大な被害が発生している。また、温暖化ともあいまって、集中豪雨等の増加、台風の勢力の強大化等の傾向も見られる。本稿では、日系企業が集積している4つの地域(北京市、上海市、江蘇省、広東省)における降雨の傾向を記したうえで、豪雨・台風対策に関するチェックリストをご紹介する。

1.主要都市における降水量データと降雨の傾向

日系企業が比較的集積している以下の4つの地域について、降水量データ(出典:日本国気象庁)と当該地域の降雨の傾向を簡潔にまとめた(参考として、各地域のあとに東京における降水量データを付した)。地域により差はあるものの、概ね7月~9月にかけて豪雨等により急激に降水量が増大する。今後、各企業におかれては着実に対策を講じることをお勧めする。

(1)北京市

北京市では、年間降水量は 500 ㎜を超える程度とさほど多くない。但し、7月の平均降水量は150 ㎜を超える。過去に北京を襲った豪雨は、6 月下旬から7 月にかけて発生するものが多く、注意が必要である(2004 年「7・10」豪雨、2011 年「6・23」市内大豪雨、2011年「7・24」密雲・平谷大豪雨、2012 年「7・21」北京大豪雨等)。

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