レポート/資料

令和4年7月14日からの大雨と水害(水災)への備え【災害リスク情報 号外(2022年7月)】

2022.7.27

【要旨】
令和4年7月14日からの大雨では気象庁から線状降水帯に関する予測情報が発表されるとともに、九州地方や東北地方で河川氾濫などが生じました。被害に遭われた皆様には、心からお見舞い申し上げます。
本稿では、近年の大雨と水害・土砂災害の傾向についてまとめるとともに、大雨と水害(水災)への備えについて整理しました。
なお、本レポートは2022年7月21日時点の情報に基づいて作成しています。

1. 令和4年7月14日からの大雨について

令和4年(2022年)7月14日頃から動きの遅い低気圧や東シナ海から東日本に停滞する前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだ影響により、西日本から北日本にか けて大気の状態が不安定になり、7月15日から16日にかけて 九州地方や東北地方で大雨が生じた。 鹿児島県霧島市、宮崎県えびの市で24時間に300ミリを超える大雨となり、宮城県大崎市では1時間に74ミリの非常に激しい雨が降り、24時間雨量200ミリを超える大雨となった。7月18日には黄海から日本海に進む低気圧や前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込んだことから7月20日にかけて西日本で大気の状態が不安定になった。また、7月18日午後から19日明け方には、九州北部地方で4つの線状降水帯が発生した(長崎県、山口県、佐賀県から福岡県、福岡県から大分県)。

本稿執筆時点で国土交通省及び総務省消防庁から公表されている7月21日時点での被害の状況は次の通り・・・

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