
脱炭素を“きびだんご”で推進!? 岡山県の和菓子店でカーボンフットプリント(CFP)表示の実証実験を開始しました
2025.9.25
当社が参画している「カーボンフットプリント表示実証」がいよいよ本番を迎え、2025年9月1日から店頭における掲示、ウェブサイト掲載、アンケートを開始しました。
今回、会場である株式会社廣榮堂さまの倉敷雄鶏店を訪問してきましたので、その様子をお伝えします。
(「カーボンフットプリント表示実証」の詳細は、当社ホームページのTopicsの記事をご覧ください。)
流れ
- カーボンフットプリント表示の実証実験の舞台は?
- 共同研究している岡山大学の学生も協力
- カーボンフットプリント表示の反響は?
カーボンフットプリント表示の実証実験の舞台は?
株式会社廣榮堂 倉敷雄鶏店は、川沿いに白い漆喰の蔵屋敷やなまこ壁の建物が並ぶ、レトロな趣きのある倉敷美観地区に位置し、国内だけでなく海外からの観光客も多く訪れていました。
店内では、今回の「カーボンフットプリント表示実証」に向けて作成したポスターを掲示し、また、お客さまにお配りするしおりを用意しています。


カーボンフットプリントのしおり
このポスター・しおりには、ホームページに掲載されたCFP算定報告書や、お客さま向けWebアンケートにリンクするQRコードも記載されています。併せて、海外のお客さま向けの英文のしおりも用意しています。
共同研究している岡山大学の学生も協力
当日は、共同研究の一環として、お店の法被を着た岡山大学の学生が、来店したお客さまに、購入動機や環境意識をインタビューする活動を行いましたが、若い方を中心に多くのお客さまが快く応じていただけたのが印象的でした。


株式会社廣榮堂 倉敷雄鶏店の実証に参加いただいた岡山大学 天王寺谷准教授(右から4番目)とゼミの学生
カーボンフットプリント表示の反響は?
この取り組みにおいて、当社はきびだんご2商品のカーボンフットプリントの算定および報告書作成、表示を中心にご支援させていただきました。表示実証は10月末まで継続する予定ですが、早くも各種メディアの取材を受け、新聞への掲載や、テレビニュースで取り上げられるなど、伝統的な銘菓を題材とした先進的な取り組みとして十分な話題性があり、企業ブランド価値の向上とともに、社会貢献として消費者の環境意識の醸成にも役立つものと考えられます。