レポート/資料

ホテル・旅館等の防火状況に係る緊急調査・点検の概要と防火対策について【災害リスク情報(2012年6月)】

2012.6.1

はじめに

ホテル・旅館における大火災を受け、消防庁及び国土交通省より、防火対策の徹底や緊急調査・点検の通知が相次いで発出された。不特定多数の人が宿泊するホテル・旅館等では過去においても大火災から多数の死傷者を出す惨事が繰り返され、その都度、防火関連法令の改正が行われてきた。今回、緊急調査・点検の内容や関連法令について概説する。またホテル・旅館の防火対策についてまとめる。

1.ホテル・旅館等の緊急点検・調査について

(1) ホテル・旅館等に係る防火対策の更なる徹底について(消防庁通知:消防予第181号)

消防庁は5月14日「ホテル・旅館等に係る防火対策の更なる徹底について」(消防予第181号)と題し、各都道府県消防防災主管部に対し、特に下記の事項に留意して防火安全対策の更なる徹底を図るように通知を発出した。

  1. 管内のホテル・旅館の消防法令違反等の是正の徹底
  2. 夜間における応急体制の確保
    (従業員による避難誘導、通報等、夜間を想定した避難訓練の実施等)
  3. 火災予防対策の推進
    (喫煙等火気管理の徹底、暖房機器等火気使用設備の管理の徹底、避難経路及び防火区画の管理の徹底、寝具等の防炎性能を有する製品の使用の推進等)

全文はPDFでご覧いただけます