東北地方太平洋沖地震レポート（第一報）【災害リスク情報 号外】
2011.3.1
※今回の地震では、大規模な津波、激しい揺れによって多数の方が被害に遭われています。心からお見舞い申し上げます。
はじめに
2011年3月11日14時46分、三陸沖を震源とするマグニチュード9.0（暫定値）の大地震が発生した。昀大震度は宮城県栗原市で震度7、宮城県、福島県、茨城県、栃木県の4県28市町村で震度6強を観測した他、東京都、神奈川県でも昀大震度5強を観測するなど、東北地方から関東地方にかけて強い揺れに見舞われた。また、太平洋沿岸では昀大で7mを超える大きな津波が観測され、各地で甚大な被害が発生している。
本号は、2011年3月13日18時（一部、3月14日8時）までに公表された情報を基に被害状況等をまとめたものである。今後発表される新たな情報については、本号の続報として順次お伝えする。
1. 地震の概要 ※気象庁ホームページ、発表資料（第1～15報）による。
(1) 発生日時
2011年3月11日14時46分
(2) 震源位置
- 三陸沖（牡鹿半島の東南東、約130km付近：北緯38.0度、東経142.9度）
- 深さ：約24km（暫定値）
震源域は岩手県沖から茨城県沖にかけて、長さ約 500km、幅約 200km の領域と推定（図１参照）。
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