
MS&ADインシュアランスグループ リスクマネジメント情報誌 【RMFOCUS 第93号】
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2025.4.2

「リスクマネジメント取組をサポートするための、有益かつ最新の情報をお客さまにお届けする」という本情報誌のコンセプトのもと、リスク関連情報、周辺情報を幅広くご紹介しています。
今号では、年間シリーズ「レジリエントでサステナブルな社会をめざして」として「資金動員と政治対立に左右されたCOP29」のほか、ソーシャルインフレーション、保育所等の不適切保育や虐待、学校現場の外部人材活用、ワークライフバランスについて解説しています。
また、基礎研究レポートとして「自律的なAIエージェント、LAWS、ADMの概要と自律性」を掲載しています。
「RMFOCUS 第93号」の主な記事概要
年間シリーズ レジリエントでサステナブルな社会をめざして
資金動員と政治対立に左右されCOP29
第29回気候変動枠組条約締約国会議(COP29)が2024年11月に開催された。参加者数も出展数も前回COPより少なくなったが、それ以上に各国の政治状況が出展者の顔ぶれに影響を与えた。本稿では、トランプ氏の大統領当選が決まった直後に開催されたCOP29の会場の雰囲気やアメリカ政府関係者の様子、企業のネットゼロ目標達成にも関係する炭素クレジットの問題を、会期中の公式サイドイベントやパビリオンでの議論を軸として紹介する。
ソーシャルインフレーション
米国におけるソーシャルインフレーション
ソーシャルインフレーションとは、一般には「保険金支払いが一般的な経済的インフレーションを上回って上昇すること」とされている。近年特に注目されているのは米国における損害賠償責任保険のソーシャルインフレーションであり、賠償額や訴訟費用の高騰や訴訟件数の増加によって引き起こされているといわれている。本稿では、米国の損害賠償責任保険が置かれている状況に焦点を当て、ソーシャルインフレーションの現状と、社会、経済、法制度の観点からの要因について解説する。
保育所等の不適切保育や虐待
保育所等における不適切な保育や虐待の発生状況と予防対策のポイントについて
~ガイドラインおよび手引きを踏まえて~
近年、保育所での虐待事案が報道され、社会的関心が高まっている。こども家庭庁が実施した虐待等に関する実態調査の結果を読みとくと、保育所等における虐待は単なる個別の問題にとどまらず、保育制度全体のあり方や職員の労働環境などにも課題があることが浮き彫りになっている。本稿では、国が公開しているガイドラインや調査結果等を通じて、虐待等の発生状況や今後の展望について考察する。
学校現場の外部人材活用
学校現場における外部人材活用の必要性と課題
日本の学校現場では、教員の業務量が増加し、従来の体制では対応が困難になっている。学校教育の改善や充実が求められる中、部活動の地域移行や官民連携が、働き方改革の一環として進められている。本稿では、部活動に関わる外部人材の活用に焦点を当て、自治体での先行事例と現状の課題を紹介し、解決策を考察する。
ワークライフバランス
持続可能な働き方の実現に向けたワークライフバランス推進の課題と解決策
ワークライフバランスは、仕事と生活の調和を図り、個人の健康や企業の生産性向上、社会全体の持続的な発展にとって不可欠な要素となっている。少子高齢化や労働力不足の中でその推進が求められているが、まだ完全に普及しているとは言えない状況である。本稿では、日本におけるワークライフバランス推進の現状と課題を、統計データや政策、企業の取り組みなどを交えながら考察する。
基礎研究レポート
自律的なAIエージェント、LAWS、ADMの概要と自律性
自律的AIエージェントは、ユーザーの指示を待つだけでなく、環境を認識し目標達成のために意思決定・行動するシステムであり、2025年以降本格普及が見込まれる。市場規模も急拡大し、2030年代には数十兆円規模に達すると予測されている。本稿では、自律的なAIエージェントと、LAWS(自律型致死兵器システム)の概要を紹介する。さらにADM(自律的意思決定)を加え、それぞれの関係性につき、「自律性」に焦点を当てて考察する。
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