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レポート
第34号「貨物自動車(トラック)の荷役作業における労働災害防止措置の強化について」
要旨 荷役作業時における労働災害では、トラックからの墜落・転落が7割を占めており、墜落・転落災害防止の対策の強化のため、2023年3月に労働安全衛生規則(以下、安衛則)が改正された…
- 安全文化醸成/労働安全衛生
2024/2/1
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レポート
RMFOCUS 第85号 - 自治体のこども政策におけるデジタルテクノロジーの活用
政府は、2023年4月からこども家庭庁を創設する。地方自治体でも2012年の「子ども・子育て関連3法」の成立を契機として、保育所整備等のこども政策を推進してきた。一方で、保育所等の利用者増加やニーズの…
- 安全文化醸成/労働安全衛生
2023/4/1
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レポート
第33号「リスクアセスメントのすすめ」
要旨 近年の日本における労働災害の死傷者数は下げ止まりの状況となっており、さらなる安全な職場づくりのためには危険の芽を事前に摘み取るリスクアセスメントの実施が望まれる。 イギリスの労…
- 安全文化醸成/労働安全衛生
2021/4/1
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レポート
RMFOCUS 第76号 - 化学物質に起因する労働災害防止対策
化学物質に起因する休業4日以上の労働災害は年間500件程度発生している一方、労働安全衛生法に基づくリスクアセスメントの実施率は事業場規模5,000人以上のカテゴリーにおいても約6割にとどまるなど企業に…
- 安全文化醸成/労働安全衛生
2021/1/1
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レポート
RMFOCUS 第75号 - 高年齢労働者の労働災害防止対策
少子高齢化が進む中、高年齢者の就労は法制度の後押しもあって今後ますます増加する傾向にある。その一方で高年齢者は、加齢にともなう身体・精神機能の変化などの要因から労働災害を引き起こす確率が相対的に高く、…
- 安全文化醸成/労働安全衛生
2020/10/1
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レポート
第32号「「新しい生活様式」における職場の熱中症予防対策について」
要旨 政府より新型コロナウイルス感染症対策として「新しい生活様式」の実践が求められている。 熱中症の季節となり、職場においては、これまでとは異なる環境下で、熱中症予防対策に取り組む必…
- 安全文化醸成/労働安全衛生
2020/7/1
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レポート
第31号「安全配慮義務の基本的な考え方について」
要旨 労働災害が発生した場合、安全配慮義務違反を理由に、高額の損害賠償を請求される事案が多くなっている。 安全配慮義務という考え方は、昭和40年代の最高裁判例で登場し、その後、200…
- 安全文化醸成/労働安全衛生
2020/5/1
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レポート
第30号「安全文化を醸成するための方法について」
要旨 本稿では、企業などの組織の安全文化を醸成するために、現状の安全文化を把握する方法とその醸成に必要な手法について解説する。 また、安全文化醸成を実現するための具体的な活動を例示す…
- 安全文化醸成/労働安全衛生
2020/4/1
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レポート
RMFOCUS 第73号 - 製造業における労働安全衛生管理
製造業における労災事故は減少傾向が見られず高止まりしている。この背景として、お客さまのニーズ多様化、生産現場の環境変化が考えられるが、この職場環境変化の一つに委託業務の拡大があり、労災事故が減らない一…
- 安全文化醸成/労働安全衛生
2020/4/1
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レポート
第29号「物流倉庫における労働災害防止対策」
要旨 2018年の陸上貨物運送事業における死傷者数(休業4日以上)は、15,818人発生している。 2018年の陸上貨物運送事業における事故の型別割合(休業4日以上の死傷者数)では、…
- 安全文化醸成/労働安全衛生
2020/1/1
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レポート
RMFOCUS 第72号 - 外国人労働者の労働安全衛生対策
2018年10月の厚生労働省統計によれば外国人労働者数は1,460,463人と過去最高数を更新した。本稿では、外国人労働者の労働安全衛生対策として、外国人労働者に見られる一般的な傾向を踏まえたうえで優…
- 安全文化醸成/労働安全衛生
2020/1/1
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レポート
RMFOCUS 第69号 - 「安全マネジメント」を巡って
安全を徹底的に追求することで事業の安定が実現し顧客や社会からの安心と信頼を勝ち得るという哲学を持つことが、経営には求められている。本稿では企業・組織に求められる「安全マネジメント」について、現場レベル…
- 安全文化醸成/労働安全衛生
2019/4/1
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レポート
RMFOCUS 第68号 - 安全なフォークリフト作業を目指して
陸上貨物運送事業で発生している労働災害は荷役作業中のものが全体の約7割を占めており、荷役運搬機械を用いた作業における安全対策を講じることが重要となる。本稿では、安全なフォークリフト作業実施のため、「労…
- 安全文化醸成/労働安全衛生
2019/1/1
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レポート
第28号「高年齢労働者における労働災害防止対策」
要旨 平成29年は前年に比べて、死亡災害、休業4日以上の死傷災害(以下、死傷災害とする)ともに労働災害の発生件数が増加した。 労働者の年齢が高くなるほど労働災害の発生件数が増加する傾…
- 安全文化醸成/労働安全衛生
2018/9/1
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レポート
第27号「ISO45001(労働安全衛生マネジメントシステム)を理解するためのポイント」
要旨 「労働安全衛生」分野では初の国際規格ISO45001(労働安全マネジメントシステム)が2018年3月12日に発行された。 ISO45001は全10章で構成され、PDCAサイクル…
- 安全文化醸成/労働安全衛生
2018/7/1
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レポート
第26号「フォークリフトの労災防止に向けて」
本号の概要 平成28年度のフォークリフト災害による死亡者数は28人、死傷者数(休業4日以上)は1,977人である。 死亡災害の型別では、「墜落・転落」11件(39%)と最も多く、次い…
- 安全文化醸成/労働安全衛生
2018/3/1
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レポート
第25号「第13次労働災害防止計画の検討概要について」
1.はじめに 「労働災害防止計画」とは、労働災害を防止するために国が重点的に取り組む事項を定めた中期計画であり、昭和33年を初年とする「第1次労働災害防止計画」以来、5年毎に策定されている。現在の…
- 安全文化醸成/労働安全衛生
2017/12/1
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レポート
第24号「職場における熱中症の予防」
1.はじめに 熱中症は、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり(脱水)、体温の調節機能が低下したこと(高体温)により発症する健康障害の総称である。例年、日本国内では4万以上の人が熱中症により救急搬送…
- 安全文化醸成/労働安全衛生
2017/7/1
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レポート
第23号「健康経営―未来を創るため、できることからはじめよう―」
1.はじめに 「健康経営」とは、従業員の健康を「経営資源」ととらえ、社員の健康管理や健康改善のための取組や投資を行い、従業員の健康保持改善を行うことによって、企業としての生産性の向上につなげる経営…
- 安全文化醸成/労働安全衛生
2017/3/1
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レポート
第22号「労働災害で最も多い「転倒災害」の動向と対策」
1.はじめに 全産業の休業4日以上の死傷災害において最も多く発生する事故の型が、平成17年に「墜落・転落」から「転倒」に変わって以来、転倒災害は現在に至るまで最多発生率となっている(図表1)。厚生…
- 安全文化醸成/労働安全衛生
2016/9/1