MS&ADインシュアランスグループ リスクマネジメント情報誌 【RMFOCUS 第95号】
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自然共生サイトとは? 身近な場所で広がる生物多様性向上の取組み
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TCFD・TNFD統合的開示で環境省が手引き、企業の負担軽減と価値向上の促進が目的
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自然資本と資源循環―気候変動時代に求められる持続可能な経営基盤
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【終了】<10/21開催>マネジメント層向けTNFDワークショップ
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環境省が「ネイチャーポジティブ経済移行戦略ロードマップ(2025-2030年)」を策定、 ネイチャーポジティブ経済の実現に向け期待されるアクションを整理
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SSBJ基準適用で金融庁WG中間論点、1兆円未満プライム企業の適用時期は決定見送り
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「食料主権」で小規模農家を主役に グローバル企業から食の決定権を取り戻す考え方とは?
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「日本の水資源の現況」公表。国内流域総合水管理の重要性に言及
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ESGリスクトピックス(2025年9月)
サステナビリティ開示 金融庁の「サステナビリティ情報の開示と保証のあり方に関するワーキング・グループ(WG)」は2025年7月17日、有価証券報告書でのSSBJ基準に基づくサステナビリティ情報開示の適用やそれに対する第三者保証制度の導入時期などについての中間整理を公表した。それによると、同基準に基づく開示について、時価総額1兆円未満企業の開始時期の決定を見送った。一方、第三者保証の導入は、基準適用開始時期の翌年とすることを決めた。 プライム上場企業を対象にしたSSBJ基準に基づく開示の開始時期については、時価総額3兆円以上が27年3月期、1兆円以上3兆円未満が28年3月期と決定。一方で、29年3月期を見込んでいた5000億円以上1兆円未満は、「国内外の動向等を注視しつつ引き続き検討し、25年中を目途に結論」を出すとして確定しなかった。また、5000億円未満も、「企業の開示状況や投資家ニーズ等を踏まえて、数年後を目途に結論」とし、決定を先延ばしした。 出典:「ワーキング・グループ」中間論点整理・別紙より抜粋してMS&ADインターリスク総研が作成 政府としては、サステナビリティの制度開示が国内の主要企業に一定数普及している状態の実現が必要で、SSBJの適用企業を絞り込み過ぎると実現の正当性がゆらぐとの危惧があるもようだ。WGの議論でも、時価総額1兆円以上の企業数は限定的で不十分なため、外国人株主保有比率が高く、海外展開も多い時価総額5000億円以上への適用が有力だ。一方で、基準対応のための企業の負担への懸念にも配慮している。 決定の見送りを受けて、ある金融庁元幹部は、当社の取材に、「企業の負担や、欧米諸国での反ESGの政治的な動きを意識した可能性もある」とコメント。一方で、「様子を見つつ段階的にスケジュールを決めるという当初の考え通りの対応。サステナビリティ開示強化の方向性は変わらないだろう」と、5000億円以上1兆円未満企業への適用は予定通り実施されるとの見通しを示す。 一方、中間整理の主な項目として、企業の負担を考慮し、有価証券報告書の提出後に、サステナビリティ情報を同年度内の訂正報告書で開示する「二段階開示」を許容。基準適用と第三者保証導入それぞれで初回から2年間は実施できるとした。 他に、有価証券報告書の提出期限を、現行の事業年度から3か月以内から4か月以内への延長を25年中目途に結論で検討することを明示。スコープ3のGHG排出量について、一定の条件下で、虚偽記載とみなされる可能性のある情報開示を行った場合でも責任を問われない「セーフハーバー制度」を整備することで賛同を得た。 出典:「ワーキング・グループ」中間論点整理・別紙より抜粋してMS&ADインターリスク総研が作成 【参考情報】 ネイチャーポジティブ 環境省は2025年7月31日、「ネイチャーポジティブ経済移行戦略ロードマップ(2025-2030年)」を公表した。ネイチャーポジティブ(NP)経済の実現は23年5月に閣議決定された「生物多様性国家戦略2023-2030」の基本戦略のひとつで、ロードマップの実行を通じてNP経済への移行を加速させる狙いがある。同ロードマップは「いつまでに、何をすべきか」の全体像が具体化されており、ネイチャーポジティブ経済の実現に向けた国の施策の方向性と、企業・金融機関・投資家・消費者・地域等を含むステークホルダーに期待するアクションが整理されている。 NP経済とは、「自然を回復軌道に乗せるため、生物多様性の損失を止め、反転させること(=ネイチャーポジティブ)に資する経済」のことを指す。近年は自然資本の劣化に伴う経済への悪影響が懸念されており、持続可能な経済活動の実現には自然資本の保全も織り込んだ事業経営、すなわちNP経営への移行が急務となっている。こうした背景から24年3月に環境省・農林水産省・経済産業省・国土交通省の4省庁連名で「NP経済移行戦略※1」を策定した。同戦略では、NP経営による取り組みが単なるコストアップではなく、自然資本に根ざした経済の新たな成長につながるチャンスであることが強調され、実践が促された。 出典:NP経済移行戦略ロードマップ(2025-2030年) 今回公表されたロードマップでは、詳細に書き起こされたNP経済移行後の絵姿と現状のギャップを整理し、今後進めるべき取り組みの方向性が示されている。NP経済の実現にあたっては国の施策だけでなくステークホルダー(企業・金融機関・投資家・消費者・地域等)の連帯が重要と捉えられていることから、ロードマップでは国の施策を主軸としつつ、各主体に期待するアクションが挙げられている。今後の取り組みの方向性は以下の3つの視点から整理されている。 ランドスケープアプローチ※2の観点から地域の自然資本を活かしたNPな地域づくりを実現(企業価値と地域の価値を併せて向上、地域活性化に繋げる) 自然資本の環境価値を活用した経済全体の高付加価値化、情報開示促進およびNPの拡大により、NP経営実践の拡大・深化を図る NP取り組みを進める日本企業の国際的競争力の強化のため、産官学の連携の下、自然資源の調達や土地利用の在り方を含めた自然領域のルールメイキング等に積極的に関与・主導する 例えば上記の視点1における具体的な取り組みの方向性として、自然共生サイト※3に関する情報や自治体毎の保全状況・目標等が分かる「生物多様性『見える化』マップ」の機能拡充(国の施策)や、多様な主体を巻き込んだNPな地域づくりの推進(魅力的な暮らしの場の提供、地域の特産品のブランド化等、各主体に期待される取り組み)などが挙げられている。ロードマップではこうした取り組みを推進するタイムラインの全体像も示されている。 出典:NP経済移行戦略ロードマップ(2025-2030年) ロードマップでは、金融機関や投資家に対して期待するアクション(上述の視点2に対する取り組み)として「NP経営が企業価値向上において重要な要素であると認識した上で企業と対話し、投融資判断においてNP視点を織り込む」ことを挙げている。昨今は数多くの企業がTNFD提言に基づく情報開示を通して自社事業の自然関連課題※4を把握し開示しているが、こうした情報開示は今後5年間で投融資を判断する際の1要素としてさらに重要視されるようになるだろう。NPに資する取り組みを単なるコストアップではなく、新たな成長機会と捉える姿勢がこれまで以上に肝要になると考えられ、自然資本の保全もマテリアリティに組み込んだ経営体制の整備が推奨される。 1)ネイチャーポジティブ経済移行戦略 【参考情報】 米国海外腐敗行為防止法 米国の司法省は2025年6月9日、「海外腐敗行為防止法(FCPA)の捜査及び執行に関する新指針」を公表した。これは、25年2月にトランプ米大統領が、米国の経済と国家安全保障を促進するため、司法省に対して既存の海外腐敗行為防止法に関する調査および執行措置を詳細に見直し、新たに指針を発行するよう命じたことを受けたものである。 本指針では、米国の海外腐敗行為の調査において以下の要素を考慮することが示された。 いずれも、大統領令を踏まえて米国の経済や企業活動を守るための観点を強調するものとなっており、米国企業および個人の競争機会の確保と経済的損害の防止の優先が明示されている。また、米国の国家安全保障の推進として、重要な分野(鉱物資源、防衛、エネルギー、インフラなど)に関わる汚職行為を最優先で調査・執行する旨も明示されている。 FCPAでは、米国に拠点がない場合や米国域外での行為、第三者を通じて間接的に行われる行為も対象となる場合があり、日本企業においても当該認識のもと、対策を実施していることが想定される。 本指針を踏まえると、日本企業も、特に米国企業を競合とするような場面では、調査や執行の対象となるリスクが高まることが想定されるため、法の運用状況等について動向を注視することが望ましい。 【参考情報】 サイバーセキュリティ 英国政府は2025年7月22日、地方自治体等の公的機関や重要な国家インフラ事業者がランサムウェア攻撃の被害に遭った際に、身代金支払いを禁止する等のランサムウェア対応法令案に対する意見公募結果を公表した。 今回の法令案は、下表の3つの提案が含まれる。提案①は、公的機関等がランサムウェア攻撃の被害に遭った際に身代金支払いを禁止するものである。これは英国の公的機関等が身代金の要求に応じないことで、ランサムウェア攻撃者集団にとって英国の公的機関等からは攻撃の対価を得られず、魅力がない標的であると認識させることを狙いとする。提案①に意見公募への回答者の72%が賛成しており、回答者の多くが、公的機関等による身代金の支払いを禁止することは攻撃者への抑止力となり、攻撃意欲を低下させると考えている。 提案① 地方自治体を含むすべての公的機関と重要な国家インフラ事業者による身代金の支払いを禁止する。 提案② ランサムウェアの被害者が身代金を支払う意思がある場合、政府に支払い意思を報告する。 提案③ ランサムウェアの被害者に対して、義務的な報告要件を課す。 出典:Gov.uk「Ransomware: proposals to increase incident reporting and reduce payments to criminals」をもとにMS&ADインターリスク総研が作成 提案②は、個人を含むランサムウェア攻撃の被害者が身代金を支払う意思がある場合、政府に支払い意思を報告することを義務付けるものである。政府は被害者からの報告を受けて、制裁対象の攻撃者集団に対する資金送金リスクの有無を通知することを想定しているが、意見公募への回答者の反応は賛否が分かれる結果となった。提案③はランサムウェア攻撃の被害者に対する義務的な報告要件を課すものであり、意見公募の回答者からは概ね好意的な反応を得ている。今後、これらの法令案は意見公募の結果を踏まえながら、産業界とも連携し、詳細が検討されることになる。英国に進出している日本企業や英国企業と取引のある日本企業は、本検討の影響を受ける可能性があるため、動向を注視する必要がある。 ランサムウェア攻撃については、多くの日本企業も標的となっている。特に昨今は、自社の委託先がランサムウェア攻撃の被害に遭うケースが増加しており、サイバーセキュリティリスク管理の状況に関して、委託先を含めた広範な目配りが重要となる。また、ランサムウェア攻撃の被害に遭った際に、身代金を支払うことは必ずしも事態を収束させるものではない。身代金の支払い是非については、法的リスクやレピュテーションリスク等を考慮の上、慎重な判断が求められる。そのため、ランサムウェア攻撃発生時の対応方針を整理し、経営層で予め合意しておくことが望ましい。 【参考情報】 自然資本 近年、日本各地で渇水が深刻化している。今夏、東北地方や西日本地域では厳しい水不足が報告され、宮城県の鳴子ダムでは貯水率が0%まで低下した。この状況は無降水日※1が増加していることが原因とされ、2025年8月6日現在で、18水系25河川で渇水による取水制限などの措置が取られている。こうした措置は主に農業用水に対して取られているが、新潟県関川水系では上水や工業用水に対して40%以上の節水が要請されており、製造業の操業にも影響を及ぼし得る状況である。 渇水による被害は一時的なものではなく、今後、頻繁に発生することが懸念される。なぜなら、気候変動の影響により無降水日が増加すると予測されているからである。具体的には地球の平均気温が4℃上昇するシナリオの場合、全国平均で無降水日が約8.2日増加すると試算されている。深刻な渇水は、今より厳格な取水制限などの措置に繋がる可能性もあり、持続可能な企業経営のためには水資源管理と対策が不可欠である。 加えて、日本国内では水資源を巡る新たなリスクも表面化し始めており、企業には渇水以外への対策も求められる。国土交通省が2025年8月1日に公表した「令和7(2025)年版 日本の水資源の現況」では、渇水リスクの顕在化に加え、気候変動による水災害の激甚化、水インフラの老朽化による事故の発生、産業構造の変化に伴う水需要の変動による水供給への影響および、ネイチャーポジティブに向けた対応など、企業を取り巻く水課題は多様になっていると指摘されている。これらの課題解決のために、自社の事業所敷地内の節水活動だけでなく、河川流域全体であらゆる関係者が協働して取り組み、流域治水の推進や水資源の効率的な管理と持続可能な利用を目指す流域総合水管理の重要性が着目されている。 海外では企業が主体となって流域単位での総合水管理の取り組みを進めるアプローチが成功している事例もいくつかあるが、日本では自治体主導で進められることが多く、企業の参加が今後の課題である。このような背景の下、日本でもJapan Water Stewardship※2という企業イニシアチブが設立されており、企業による流域内のステークホルダーと連携した水資源管理の取り組み促進が期待されている。企業が率先してステークホルダーとの協働体制を構築したり、流域の水管理に自社技術を提供したりといった取り組みをすることで、水リスクを管理して成長戦略に繋げる能力を高めることができる。一例として、企業が水源保全を目的として、製造拠点の水源域に位置する自治体と協定を締結し、保全策を他企業やNGOなども交えて策定する取り組みが挙げられる。水を流域に涵養する取り組みを行うことで、企業は安定的に事業を行い、水不足による操業停止リスクを低減することが可能となる。 水リスクへの対応は単なるリスク管理の枠を超え、水使用効率を向上させる技術革新や、水資源管理に取り組むことによる評判やブランド価値の向上に繋がるものであり、企業の成長を左右する重要なテーマである。成長戦略の視点を持って積極的に取り組むことで、企業は持続可能な社会の構築に貢献し、社会的責任を果たしつつ、長期的な競争力を維持することができる。単なるCSR活動でなく、事業機会、すなわち経済的利益との密接な関連性を認識して投資をすることで、将来のビジネスチャンスを生む土台となり得る。 1)無降水日 【参考情報】 気候、自然資本 環境省は2025年6月24日、「環境課題の統合的取組と情報開示に係る手引き」を公表した。TCFD・TNFDを始めとした最新の国際フレームワークに準拠した統合的な情報開示を実践するための指針を提示するのが目的。 深刻な環境危機に対応し、気候変動対策や生物多様性の保全、循環型社会の形成などの要対応課題の拡大を踏まえて、環境課題の相互関係に基づく具体的取り組みの実施と情報開示への社会的要請の高まりを受けたもの。こうした状況への対応の一環として、構成・内容の類似点が多く、国内で普及が進むTCFD(気候変動)・TNFD(自然資本)を統合的開示するための方法の具体例を示している。 中でも、特に重要な観点に、「気候変動は自然資本と相互関係性がある」ことを前提にした、「ガバナンス・戦略・リスク管理・指標と目標の一体設計」による“統合的アプローチ”での取り組み・開示を挙げる。気候は自然と相互関係性があり、一体的に捉えることで、網羅的な分析や戦略的な意思決定・リスク管理が可能になるとの前提だ。読み手の負担軽減や理解の深化も見込める利点があるという。 統合的アプローチの具体的な開示例として、気候変動・自然資本共通のガバナンス・リスク管理体制と評価軸、評価方法を記載した伊藤園を取り上げている。また、キリンやリコーを、リスク・機会項目を関連する環境課題ごとに共通化し、財務影響分析を一括で行う体制の構築・運用を説明した例として挙げた。 特にリコーは、TCFDとTNFD両方の情報を同一の開示媒体で開示し、ガバナンス・リスク管理についてはチャプターも統一。TCFD・TNFDの各要請事項に対する開示箇所を対応表で明示している。 手引きは、統合的アプローチについて、段階的な導入と継続的な改善を推奨する。これによりCDPなどの外部評価への対応も含め、複数の開示要請への一体的な対応やガバナンスやリスク管理体制の横断的整備、迅速な意思決定、課題間のシナジー・トレードオフ把握による費用対効果の高い施策立案など様々な効果がある。その結果、外部評価機関や投資家からの高評価を得て企業価値向上も期待できるほか、ISSBやSSBJなどグローバル基準への対応も円滑になると見込む。同時に、経営層やサステナビリティ担当部門のみならず、関連する多様な関係者の参画を前提としており、企業全体として統合的アプローチを浸透・活用していく重要性を強調している。 【参考情報】
○ SSBJ基準適用で金融庁WG中間論点、1兆円未満プライム企業の適用時期は決定見送り
【表1】プライム企業への、時価総額ごとのSSBJ基準適用開始時期
3兆円以上
27年3月期
3兆円未満
1兆円以上
28年3月期
1兆円未満
5,000億円以上
【未確定】29年3月期。国内外の動向等を注視し
引続き検討。25年中目途に結論
5,000億円未満
【未確定】企業の開示状況や投資家ニーズ等を
踏まえ、数年後を目途に結論
【表2】今後の検討事項
方向性
検討項目
25年中を目途に結論
プライム上場企業へのSSBJ基準の適用
担い手
数年後を目途に結論
企業へのSSBJ基準の適用と第三者保証導入の要否
新設ディスクロージャー
ワーキンググループ
(仮称)で検討
2025年7月17日金融庁HP: https://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/tosin/20250717.html
○ 環境省が「ネイチャーポジティブ経済移行戦略ロードマップ(2025-2030年)」を策定、 ネイチャーポジティブ経済の実現に向け期待されるアクションを整理
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新たに整理されたNP経済移行後の絵姿

視点1
視点2
視点3
NP経済への移行に際し「いつまでに、何をすべきか」の全体像

https://www.env.go.jp/content/000213033.pdf
2)ランドスケープアプローチとは、一定の地域や空間において、主に土地・空間計画をベースに、多様な人間活動と自然環境を総合的に取扱い、課題解決を導き出す手法のこと。
3)自然共生サイトとは、民間の取り組み等によって生物多様性の保全が図られている区域のこと。
4)自然関連課題とは、自然関連の依存・インパクト、リスク・機会のこと。
2025年7月31日付 環境省HP https://www.env.go.jp/press/press_00333.html
○ 米司法省が「海外腐敗行為防止法の調査および執行に関する新指針」を公表
-*-*-*-*-
米国政府HP:https://www.justice.gov/dag/media/1403031/dl
○ ランサムウェア身代金の支払いを規制 英国政府が法令案に対する意見公募結果を公表
-*-*-*-*-
ランサムウェア対応法令案の提案内容
Gov.uk「Ransomware: proposals to increase incident reporting and reduce payments to criminals」
https://www.gov.uk/government/consultations/ransomware-proposals-to-increase-incident-reporting-and-reduce-payments-to-criminals
○ 「日本の水資源の現況」公表。国内流域総合水管理の重要性に言及
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日降水量1.0mm未満で降水の見られない日のこと。
2)Japan Water Stewardship
国際水資源管理基準(AWS スタンダード)の管理者である会員制連合体、Alliance for Water Stewardship(AWS)の呼びかけにより、日本国内の AWS メンバー企業を中心に設立された団体。「流域での責任ある水資源管理」(ウォータースチュワードシップ)を促進し、企業が業界を越えて協働して流域の水資源保全に取り組む環境を整備することで、国内外の流域で顕在化する水リスク対応への影響力を高めていくことを目指している。
2025年8月1日付 国土交通省HP
https://www.mlit.go.jp/report/press/water02_hh_000191.html
https://www.mlit.go.jp/mizukokudo/mizukokudo_mizsei_kassui_portal.html
○ TCFD・TNFD統合的開示で環境省が手引き、企業の負担軽減と価値向上の促進が目的
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図1:統合的アプローチのイメージ(本編1-26ページより抜粋)


図2:リスク・機会項目と関連する環境課題を紐づけた開示事例
(キリン・リコー)(本編1-31ページより抜粋)


図3:統合的取り組みと情報開示の中長期的な発展イメージ(手引き 5ページより抜粋)

2025年6月24日付 環境省 報道発表資料 HP:https://www.env.go.jp/press/press_00029.html
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【お客さま事例】那須野が原で広がるネイチャーポジティブの輪 地域と企業が描く持続可能な未来
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男女格差ランキング、日本は今年もG7最下位、根強い政治・経済の低迷が全体引き下げ
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2025年版「持続可能な開発報告書」:SDGs達成への課題と企業への示唆
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TNFD・GRI 生物多様性・自然関連情報開示に関する事例集を共同発表
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国内企業の非財務情報開示が充実も、本業寄与の「説明力」が課題、IR実態調査
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【研修メニュー】サステナビリティ経営
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【研修メニュー】生物多様性・自然資本
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ESGリスクトピックス(2025年8月)
サステナビリティ情報開示 日本IR協議会が2025年6月12日に公表した「第30回IR活動の実態調査」によると、国内上場企業のIRやサステナビリティへの対応の意識がさらに向上したことが分かった。一方で、本業のビジネスへの統合や企業価値向上への寄与についての説明で課題も浮き彫りになった。 調査結果によると、ESGなどの非財務情報開示を「実施している」と回答した企業が75.9%と前回調査から2.4ポイント増加。また、ESG・SDGsと関連付けた開示やマテリアリティの特定と企業価値向上への貢献などの開示も着実に増加していた。さらに、「非財務情報を中長期的な経営戦略のKPI(成果指標)と結び付けて説明している」との回答も同5.8ポイント増の44.8%だった。これらから、非財務情報・ESG情報の開示および経営戦略への統合などの開示が充実する傾向が分かる。 一方で、非財務情報の開示や投資家などとの対話に関する課題認識の質問では、「本業のビジネスと非財務情報とを分かりやすく関連付けること」(60.0%)が前回同様に最多。次に「自社のESGへの取り組みが、中長期的に会社の業績といった経済的な貢献につながる蓋然性について、説得力のある証明を行うこと」(57.9%)が続き、多くの企業が開示の「質」と「説明力」を課題と感じていた。ESG取り組みが企業価値向上にどのように寄与するかの説明の必要性を認識し、非財務情報と財務的成果の関連付けに苦慮する姿が浮かび上がる。 さらに、東証プライム上場で時価総額上位の企業から有価証券報告書でのサステナビリティ情報開示で適用が義務付けられたSSBJ基準への対応について、2027年3月期の適用時期に先立って任意に開示すると回答した企業は「2026年3月決算から」が2.6%、「2025年3月決算から」も1.2%だった。一方、「未着手」との回答が50%。そのうち、プライム市場上場企業19.8%、スタンダード・グロース・その他市場上場企業30.2%だった。少数の先行企業が任意適用に向けて動き始めた半面、大半は義務化の先送りを見越した“様子見”姿勢のようだ。この姿勢の違いは、将来的なレピュテーションリスクや投資家からの信認格差につながる懸念もある。 そのほか、統合報告書の作成企業の割合は同 8.6 ポイント増の52.5%で、初めて過半数を超えた。ただし、「作成にあたる人員が不足していること」(46.4%)や、「ステークホルダーのニーズが充足されているか不明瞭であること」(41.6%)などを課題に抱える企業が多かった。 本調査は2025年3月から4月にかけて、3月末時点の全上場会社4,113社を対象に以下について調査を実施。回収率は23.4%(962社)だった。 【参考情報】 TNFD・自然資本 自然関連情報開示の促進・発展を目的として、2025年6月30日、自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)と国際非営利団体のGlobal Reporting Initiative(GRI)は、企業の生物多様性・自然関連情報開示の好事例をまとめた事例集を公表した。事例集では、下表に示す7社の自然関連課題(依存・インパクト、リスク・機会)の評価事例が紹介されている。 出典:GRI & TNFD case studiesガイダンス情報をもとにMS&ADインターリスク総研作成 特にEnelは、依存・インパクトの大きい拠点であるホットスポット評価を、5つのステップ(どこの土地を占有しているか(STEP1)、占有している土地は自然を改変しているか(STEP2)、重要な種が生息しているか(STEP3)、インパクトの強度はどの程度か(STEP4)、事業との関連性はどの程度か(STEP5))で行っており、これから自然関連課題を検討する企業に対して参考となる事例として紹介されている(図1)。 <図1 依存・インパクトの大きい拠点(ホットスポット)の特定プロセス(Enel)> 出典:GRI & TNFD case studies資料より抜粋 リスク・機会の評価については、本事例集で紹介されている先進開示企業であっても具体的な手法は開発途上であり課題であると言及されている。各社の評価方法と課題として以下が述べられている。 出典:GRI & TNFD case studiesガイダンス情報をもとにMS&ADインターリスク総研作成 本事例集は、自然関連課題の評価手法や開示方法、開示にあたっての現状の課題等について具体的に把握することができるため、これから自然関連情報開示を検討する企業、または開示のステップアップを検討している企業は確認することが推奨される。 【参考情報】 SDGs 2025年版「持続可能な開発報告書」が2025年6月24日に発表され、世界と各国の持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けた現状と課題が明らかになった。この報告書は、国連の関連組織である「国連持続可能な開発ソリューション・ネットワーク」が毎年公表するものであり、今年は昨今の国際情勢がSDGsの達成にどのような影響を及ぼしているかに焦点を当てて分析している。 報告書によれば、ウクライナやガザでの戦争、米国のSDGsに対する反対姿勢、世界的な国際援助の削減が、SDGs達成の大きな障害となっているとされている。特に、国連加盟国間の対立やパリ協定などの多国間合意の弱体化がSDGs達成への大きな壁となっている。 SDGsの169のターゲットのうち、2030年までに達成が見込まれるのはわずか17%であり、残りの83%は進捗が限定的か停滞している。報告書では、2015年からの進捗に基づくと17のゴールはいずれも2030年までに達成されないと見込まれている。特に、目標2(飢餓をゼロに)、目標11(住み続けられるまちづくりを)、目標14、目標15(海洋と陸地の環境保護)、目標16(平等と公平)について軌道から大きく外れていると指摘された。これらの目標が達成困難な理由として、COVID-19による経済停滞、貧困の拡大、自然災害の頻発、紛争による資源逼迫、国際協調の停滞などによる影響だと考えられる。日本のSDGs達成度は、世界167ヵ国中19位と比較的高い評価を受けているものの、昨年よりもランクが1下がった。日本の目標達成状況のうち大幅に遅れているのは、目標5(ジェンダー平等)、目標12(生産と消費)、目標13(気候変動)、目標14と15(海洋と陸地の環境保護)であり、これらの分野での積極的な取り組みが求められている。 この報告書は、世界および各国がSDGs目標をどの程度達成しているかを示すものであり、企業活動は国のスコアに間接的に影響を与えている。したがって、自社のサステナビリティ活動は、日本のSDGs達成の一部と捉えることができる。日本企業はこの結果を真摯に受け止め、SDGs達成に向けた対応を強化し、国際的な基準に基づく対策を推進することが求められている。特に遅れが見られる目標については、企業ごとのガバナンスや進捗状況を見直し、より野心的な取り組みを講じることが期待される。 出典: 2025年版「持続可能な開発報告書」(https://dashboards.sdgindex.org/ )をもとにMS&ADインターリスク総研作成 【参考情報】 ジェンダー 世界経済フォーラム(WEF)が2025年6月11日に発表した「グローバル・ジェンダー・ギャップ報告書2025」によると、日本の男女間の格差は依然大きく、スコアが世界平均以下と低迷していることが明らかになった。 レポートによると、日本の「平等スコア」(男女平等達成度)は総合で0.666。前年比で0.003ポイント改善したものの、順位は前年と同じ118位(148か国中)。今年も、主要7カ国(G7)で最下位となった。なお、世界全体のスコアは0.688で、日本は下回った。同スコアは、「1」が完全に平等な状態を示す。 カテゴリー別では、教育や健康分野で例年通り、格差が比較的小さい。順位は、教育が72位(前年66位)、健康が50位(同58位)だった。一方で、依然深刻なのは経済と政治の両分野だ。レポートが「スコアの改善が顕著」と評した経済だが、順位は依然112位(同120位)にとどまる。労働参加率や賃金などが若干改善したものの依然低水準。とりわけ、女性管理職比率の低さは際立っており、前年より3ランク上昇したものの127位と低位に沈んだ。例えば、経済協力開発機構(OECD)の20年当時の統計で、フルタイム正社員の男女賃金差は22.1%と先進国中で最低クラスだった。経済参画において女性の能力発揮を阻害する社会構造的問題が根強く残ることが推察できる。 また、例年、全体スコアの引き下げ要因となっている政治は総合で0.085と前年(0.118)から大きく後退、順位も12位ダウンの125位だった。昨年のレポートでは、23年9月の第2次岸田内閣で女性が5人入閣したことなどを受けて政治のスコアは過去最高値を記録。しかし、24年11月発足の石破内閣で女性閣僚が2人に減ったことなどで一転した。女性の国会議員比率のスコアも0.186と低く、意思決定層での男女不平等が顕著と評価された。 日本政府は25年6月、格差改善を目指して「女性活躍・男女共同参画の重点方針(女性版骨太の方針)2025」を決定している。▽女性役員比率の向上▽女性活躍推進法の延長・強化▽賃金格差の是正と支援――などを重点項目に挙げた。 一方、今回のレポートでトップはアイスランドで16年連続。次いでフィンランド、ノルウェーと続き、上位はEU加盟国が目立つ。また、米国も所得格差や健康寿命に課題があるものの、教育は完全平等で、経済参加も高水準を維持した結果、前年より1ランク上昇の42位だった。 WEFは、同レポート初版の2006年から現在までに格差が改善したペースを前提にすると「世界のジェンダー平等達成にはあと123年かかる」と指摘し、極めて緩慢な改善状況に警鐘を鳴らしている。 上位の国では、2023~2024年にかけて以下のような政策が打ち出している。 (出典:下記1~3をもとにMS&ADインターリスク総研作成) 1.Reuters(2023年3月4日)「Spain announces law promoting gender parity in politics and business」 【参考情報】 サイバーセキュリティ 個人情報保護委員会は2025年6月10日、委員会の所掌事務の処理状況について毎年国会に報告する資料「令和6年度個人情報保護委員会年次報告」(以下、「本報告」という。)を公表、個人情報の漏えいが過去最多となったことが明らかになった。 本報告は、個人情報保護委員会が法令に基づき作成し、国会へ提出する公式な年次行政報告書であり、個人情報保護委員会の活動状況や個人情報保護の現状を示す公的資料である。個人情報の漏えい等について、人数、種類(顧客情報、従業員情報またはその他の情報)、形態(電子媒体または紙媒体)、漏えい元、原因別に確認することができる。 本報告によれば、法令上報告が義務付けられている「漏えい等事案※1に関する報告の処理件数」が19,056件、前年度12,120件と比較すると57%増となり、過去最多を記録した。なお、19,056件は「漏えい等事案」の件数であり、実際に漏えい等した人数※2ではない。例えば、1件の事案で50,001人以上が漏えい等した事案はこのうち144件ある。 漏えい元に着目すると、報告者からの漏えい等の総件数9,494件のうち、最も多かった原因は、7,923件(83.5%)の誤交付・誤送付・誤廃棄であり、ヒューマンエラーに起因するものが多い。また、委託先からの漏えい等の総件数2,248件のうち、最も多かった原因は、1,429件(62.8%)の不正アクセスであり、報告者からの漏えい等とは傾向が異なる。 個人情報の漏えい等が増加の一途をたどる中、その防止のための施策を推進することが急務である。個人情報取扱事業者等は、組織内の運用プロセスや教育・訓練の見直しにより、漏えい等の原因として最も多いヒューマンエラーの防止のための施策を実施することが望ましい。また、委託先からの漏えい等の原因として最も多い不正アクセスを防止するため、委託先選定時のセキュリティ要件の明確化や定期的な監査・点検を行うことが推奨される。 <個人データ及び保有個人情報の漏えい等事案の状況(漏えい等元及び漏えい等原因)> (期間:令和6年4月1日~令和7年3月31日) 出典:個人情報保護委員会「令和6年度個人情報保護委員会年次報告」をもとにMS&ADインターリスク総研作成 1)「漏えい等事案」には、「漏えい」のほか、「滅失」、「毀損」の事案及びこれらのおそれがある場合を含む。 【参考情報】 ガバナンス 金融庁は2025年6月2日、「取締役会の機能強化の取組みに関する事例集」(以下、「事例集」という)を公表した。本事例集は、取締役会の実効性向上に積極的に取り組む東京証券取引所プライム市場またはスタンダード市場に上場している18社へのヒアリング結果を集約・分析したものである。 本事例集では、取締役会の機能強化に向けて、「戦略的アジェンダセッティング」「リスクテイクを支える環境整備」「実効性の高いモニタリングを実現するコミュニケーションの深化」の観点から、さまざまに工夫された取り組みを整理している。特に社外取締役に対しては、社内取締役との間の情報の非対称性を解消すべく、事務局が追加的な配慮をしている場合が多く、事務局との適切な距離感を保ちつつ、必要な情報提供が受けられるよう、社外取締役からの能動的な働きかけも有用と指摘している。 出典:金融庁「取締役会の機能強化の取組みに関する事例集」の3頁をもとにMS&ADインターリスク総研作成 本事例は上記のほかにも、「コーポレートカルチャー」「レジリエンス」「人的資本経営」「女性活躍推進」等、多岐にわたる取り組みも紹介している。 金融庁によると、本事例集は最終版ではなく、今後、企業と投資家の議論の場を設けること等を通じて、継続的に質を高め、更新していくことを想定。コーポレートガバナンス改革の実質化に向けて、関係者と連携しつつ、企業の取締役会の機能強化に関する取り組み事例の収集や共有を継続していくという。 企業の置かれた環境やこれまでの歴史等はさまざまであり、取締役会の機能強化に向けた取り組みにベストプラクティスがあるものではない。一方、各社の課題において共通する部分も多い中で、本事例集で紹介された取り組み例は、参考になる部分は少なくない。今後、本事例集は随時更新されていく予定であるため、その動きを注視されたい。 【参考情報】 コンプライアンス 労働施策総合推進法が改正され、2025年6月11日に公布された。 本改正は、近年、カスタマーハラスメント(以下、「カスハラ」という)や職場に出入りする学生を含む求職者等へのセクシャルハラスメント(以下、「就活セクハラ」という)が社会問題化していることを受け、誰もが安心して働ける職場環境の実現を目的として行われた。本改正により、カスハラおよび就活セクハラへの対策が、企業に義務付けられることとなる。本改正法は、公布の日から起算して1年6月以内で政令で定める日に施行となる。 いずれのハラスメントにおいても、企業が講ずべき具体的な措置の内容等は、今後、指針が示される予定であるが、これらの問題の重大さから、すでに対応を進めている企業や業界団体も少なくない。 企業においてはパワハラやセクハラの対応と同様、これらのハラスメントへの対応として、 を実施していくことが求められる。法規制を踏まえた制度整備にとどまらず、現場で機能する仕組みとして根付かせることが肝要であり、また、本問題を重大な人権侵害問題として捉え、対応していくことが企業には期待される。 【参考情報】
○ 国内企業の非財務情報開示が充実も、本業寄与の「説明力」が課題、IR実態調査
2025年6月12日付 日本IR協議会HP: https://www.jira.or.jp/activity/research.html
○ TNFD・GRI 生物多様性・自然関連情報開示に関する事例集を共同発表
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企業名
セクター
依存、インパクトの評価方法
CDL
不動産
Ecopetrol
石油・ガス
Enel
公共事業
Iberdrola
公共事業
JSWSteel
金属・鉱業
Reckitt
消費財
Vale
金属・鉱業


STEPは当社が附番
企業名
セクター
リスク・機会の評価方法と課題
CDL
不動産
Ecopetrol
石油・ガス
Enel
公共事業
Iberdrola
公共事業
JSWSteel
金属・鉱業
Reckitt
消費財
Vale
金属・鉱業
2025年6月30日付 Global Reporting Initiative HP: https://www.globalreporting.org/news/news-center/gri-and-tnfd-advance-nature-reporting-through-practical-guidance/
○ 2025年版「持続可能な開発報告書」:SDGs達成への課題と企業への示唆
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世界での達成状況
日本での達成状況
目標
状態
進捗
状態
進捗
1
貧困をなくそう
大きな課題が残る
停滞
ほぼ達成
達成
2
飢餓をゼロに
大幅な遅れ
停滞
大幅な遅れ
後退
3
すべての人に健康を福祉を
大幅な遅れ
改善
ほぼ達成
改善
4
質の高い教育をみんなに
大きな課題が残る
停滞
少々課題が残る
停滞
5
ジェンダー平等を実現しよう
大きな課題が残る
改善
大幅な遅れ
改善
6
安全な水とトイレを世界中に
大きな課題が残る
停滞
少々課題が残る
改善
7
エネルギーをみんなにそしてクリーンに
大きな課題が残る
改善
少々課題が残る
改善
8
働きがいも経済成長も
大きな課題が残る
停滞
少々課題が残る
改善
9
産業と技術革新の基盤をつくろう
大きな課題が残る
改善
達成見込み
改善
10
人や国の不平等をなくそう
有効なデータ
11
住み続けられるまちづくりを
大きな課題が残る
停滞
達成見込み
改善
12
つくる責任つかう責任
大きな課題が残る
停滞
大幅な遅れ
改善
13
気候変動に具体的な対策を
大きな課題が残る
停滞
大幅な遅れ
停滞
14
海の豊かさを守ろう
大幅な遅れ
停滞
大幅な遅れ
停滞
15
陸の豊かさも守ろう
大幅な遅れ
停滞
大幅な遅れ
停滞
16
平等と公平をすべての人に
大幅な遅れ
停滞
少々課題が残る
停滞
17
パートナーシップで目標を達成しよう
大きな課題が残る
停滞
大きな課題が残る
改善
2025年6月24日付 2025年版「持続可能な開発報告書」:https://dashboards.sdgindex.org/
2025年7月1日付 PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000077.000027673.html
○ 男女格差ランキング、日本は今年もG7最下位、根強い政治・経済の低迷が全体引き下げ
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EU
上場企業取締役のジェンダーバランス改善指令
全取締役の女性比率33%以上を求める。
賃金透明性指令
従業員100人超企業に男女賃金格差の定期公表義務化。
スペイン
男女同数法(平等な代表法)
政党の選挙候補者を男女各40%以上、上場会社の取締役会で女性40%以上などを義務化。
生理休暇の法制化
体調不良を伴う場合に有給休暇が取得可能。
米国
賃金透明化法(ニューヨーク、カリフォルニア、コロラド各州など)
求人票への給与下限・上限明示などを義務化。
妊娠労働者公平法(連邦法)
妊娠中・出産後労働者への合理的配慮を企業に義務付け。
https://www.reuters.com/world/europe/spain-announces-law-promoting-gender-parity-politics-business-2023-03-04/
2.欧州理事会プレスリリース(2023年4月24日)「Gender pay gap: Council adopts new rules on pay transparency」
https://www.consilium.europa.eu/en/press/press-releases/2023/04/24/gender-pay-gap-council-adopts-new-rules-on-pay-transparency/
3.Sustainable Japan(2023年4月26日)「EU給与透明性指令が成立。前職給与確認禁止。男女賃金格差の当局報告義務も」
https://sustainablejapan.jp/2023/04/26/eu-pay-transparency-directive/89368
2025年6月11日付 世界経済フォーラムHP:https://www.weforum.org/publications/global-gender-gap-report-2025/
○ 個人情報の漏えい、過去最多 個人情報保護委員会が年次報告を公表
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2)「漏えい等した人数」とは、漏えい等した個人情報によって識別される特定の本人の数であり、人数が確定できない場合は、漏えい等した可能性のある本人を含む最大人数としている。
個人情報保護委員会「令和6年度個人情報保護委員会年次報告」: https://www.ppc.go.jp/files/pdf/070610_annual_report.pdf
○ 金融庁「取締役会の機能強化の取組みに関する事例集」を公表
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戦略的アジェンダ
セッティング
ている。アジェンダを一度見直して終わりにするのではなく、常に現状を
評価し、絶え間なく会議の実効性を追求すべきとの声。
シップは重要。
依拠する。取締役側が事務局に能動的に働きかけることも必要。
リスクテイクを支
える環境整備
等を通じた事務局機能の強化の取り組みが行われている。
門間の垣根が高いが、事務局が関係部署の結節点となり、横ぐしを刺して
機能強化を図る取り組みが見られた。
用して、課題を特定し改善するため、定点観測を行いつつ着手の容易な部
分から漸進的に取り組んでいる事例があった。
実効性の高いモニ
タリングを実現す
るコミュニケーシ
ョンの深化
と事務局とのコミュニケーションを強化することにより、意見を入念に把
握し、情報の非対称性の解消に努めている。
間の確保に向けた進捗管理の工夫を行い、取締役、経営陣、事務局間での
コミュニケーションの深化を図っている事例が多い。
流機会を設定している事例があった。事務局が社外取締役の知見を最大限
活用する姿勢も有用。
2025年6月2日付 金融庁HP: https://www.fsa.go.jp/singi/follow-up/siryou/20250602/05.pdf
○ カスハラ対策や就活セクハラ対策を企業に義務づける改正法が成立
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2025年6月11日付 厚生労働省HP: https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyoukintou/zaitaku/index_00003.html
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